子育て情報『【医師監修】妊活中の男性がやるべきこととは? 意外に多い男性不妊と普段気を付けたいこと』

【医師監修】妊活中の男性がやるべきこととは? 意外に多い男性不妊と普段気を付けたいこと

目次

・不妊の約半数が男性側に原因あり
・男性側に原因があるのはよくあること
・ところがまず検査を受けるのは女性
・女性より先に検査を受けた男性は約1割
・意外と知らない男性不妊の事実
・精子にも加齢による影響がある
・精液検査の結果にはばらつきがある
・男性不妊の専門医は「男性不妊外来」にいる
・男性不妊の危険因子
・まとめ
【医師監修】妊活中の男性がやるべきこととは? 意外に多い男性不妊と普段気を付けたいこと
この記事の監修ドクター 産婦人科専門医齊藤英和先生
梅ヶ丘産婦人科勤務、国立成育医療研究センター臨床研究員、神戸元町夢クリニック顧問、浅田レディースクリニック顧問、近畿大学先端技術総合研究所客員教授、1 more baby 応援団理事、ウイメンズヘルスリテラシー協会理事。山形大学医学部卒業後、同大学、国立成育医療研究センターを経て現職。日本産科婦人科学会産婦人科専門医、日本生殖医学会生殖専門医、医学博士

不妊の約半数が男性側に原因あり

1021402956


男性が妊活で行うべきことについて知る前に、まずは男性不妊について知っておきましょう。

男性側に原因があるのはよくあること

不妊とは、妊娠を希望しているのに何らかの原因で赤ちゃんが授からないことをいいます。具体的には妊娠を希望し、定期的に性生活を持っているにもかかわらず、12ヶ月(1年)以上妊娠しない場合、「不妊症」と定義されます[*1]。この定義は2009年、WHO(世界保健機関)によって提言されました。

不妊になる原因は実に多岐にわたりますが、その割合を男女別に示したデータをWHOが過去に発表しています。それによると原因が女性のみ:41%、男性のみ:24%、夫婦両方:24%、原因不明:11%となっており、不妊の原因の約半数は男性側にもあることがわかります[*2]。男性不妊は決して珍しいものではないのです。

ところがまず検査を受けるのは女性

1036274098


「不妊の原因の約半分は男性側にもある」といっても、率先して検査を受けるなど積極的に妊活にかかわる男性はまだまだ少数派なようです。

女性より先に検査を受けた男性は約1割

なかなか子供が授からない時、検査を受け、どこに原因があるのかを調べることは妊活の第一歩といえます。先ほどもお伝えしたように、原因の約半分は男性にあるのですから、検査も当然、夫婦で一緒に受ける必要がある……のですが、積極的に検査を受ける男性は多いとはいえないようです。

2015年4月に厚生労働省子ども・子育て支援推進調査研究事業で行った調査によると、男性不妊の検査である精液検査を「女性よりも先に受けた」という男性は273人中28人[*3]と、約1割に過ぎませんでした。同調査では5割近くにあたる129人の男性が「女性の検査が終わってから」検査を受けたと回答しています[*3]。「妊活は夫婦で協力して取り組むことが大切」といわれるものの、「まず検査を受けるのは女性」

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
YouTube
YouTube
ピックアップ
上へ戻る

Copyright © 1997-2020 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.