子育て情報『【医師監修】赤ちゃんの肌にワセリンはどう使う? 正しい使い方と選び方のポイント』

2020年2月24日 17:01

【医師監修】赤ちゃんの肌にワセリンはどう使う? 正しい使い方と選び方のポイント

目次

・「赤ちゃんはしっとり肌」ではない⁉赤ちゃんのお肌の特徴
・みずみずしいのに乾燥しやすい肌
・皮膚に症状が現れる前のスキンケアが大切
・赤ちゃんのスキンケアはワセリンから
・ワセリンが活躍するのはこんなとき
・・ふだんのスキンケア
・・おむつかぶれ
・・よだれかぶれ
・・乳児脂漏性湿疹
・ワセリンでは対処できない場合もある
・市販のワセリンを使う際に
・使い方を医師から聞いておく
・ワセリンの精製度もチェック
・赤ちゃんの保湿ケアグッズを選ぶコツと注意点
・買う前にチェック!
・刺激性
・分量
・容器
・副作用などの心配は?
・まとめ
【医師監修】赤ちゃんの肌にワセリンはどう使う? 正しい使い方と選び方のポイント
この記事の監修ドクター 大越陽一先生
杏林大学医学部卒業、杏林大学医学部小児科学教室任期助教、埼玉県立小児医療センター循環器科医長を経て現在アルテミスウィメンズホスピタル小児科部長。小児科専門医

「赤ちゃんはしっとり肌」ではない⁉赤ちゃんのお肌の特徴

最初に赤ちゃんのお肌(皮膚)の特徴について触れておきます。

みずみずしいのに乾燥しやすい肌

全身を覆っている皮膚の一番の役割は、体の中と外を隔てるバリアとして働くこと。体の外から有害なもの、例えば細菌などが体内に入ってくるのを防いだり、体に必要なもの、例えば水分などが外に逃げて行くのを防いでいます 。

赤ちゃんの皮膚はみずみずしくて弾力もあり、理想的なお肌に見えますね。ところが実際はそうとは言えません 。生まれたばかりの赤ちゃんの皮膚は、大人の皮膚に比べて角質(皮膚の最も外側の層)は大人の40~60%の厚さしかなく、バリアの働きが脆弱です[*1]。角質の水分は大人よりも少なく、ドライスキンになりやすいという特徴があり、とくに空気が乾燥する冬場にその傾向が強まります。

そもそも、赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいるときは、赤ちゃんの皮膚は羊水と胎脂(胎児を覆っている皮脂)によって守られています。それが出産と同時に急激に乾燥した空気にさらされることになります。大人よりも薄くバリアの働きが未熟な赤ちゃんの皮膚は、それだけ外部からの刺激を受けやすく、また乾燥しやすいので、スキンケアが必要です。

皮膚に症状が現れる前のスキンケアが大切

1181221282


赤ちゃんの皮膚に何らかの症状が出てから慌ててスキンケアを始める人がいますが、本当はその前からのケアが必要なのです。症状によっては、スキンケアだけではなく薬などで治療を行わなければならないこともあります。スキンケアはそういったトラブルをできるだけ回避するため、肌が健康なときも欠かさずに行うものです。

なお、肌のトラブル防止には、スキンケアに加え室内の湿度などにも気を付けましょう。冬場はもちろん、夏場でもエアコンをつけていると意外に乾燥するものです。住環境にも気を配り、乾燥しやすい赤ちゃんの肌を守ってあげてください。

赤ちゃんのスキンケアはワセリンから

ワセリンとは、石油から精製された保湿剤です。精製の純度によって色が異なり、純度が低いものは黄色がかっていますが、純度が高いものは白く、「白色ワセリン」

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
YouTube
YouTube
ピックアップ
上へ戻る

Copyright © 1997-2020 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.