子育て情報『【医師監修】妊娠初期の飛行機はOK? リスクと搭乗する場合の注意点』

【医師監修】妊娠初期の飛行機はOK? リスクと搭乗する場合の注意点

目次

・妊娠初期は飛行機に乗れるの?
・乗ってはいけないという決まりはない
・「妊娠経過に問題ないこと」が必須の条件
・妊娠初期には診断書は不要
・妊娠後期の搭乗には制限あり
・妊娠初期に飛行機に乗るときの問題点
・搭乗により体調が悪化する場合がある
・機内では知らない人との長時間の接触が起こる
・何かあってもすぐに対処できない
・妊娠初期に飛行機に乗るときの注意点
・気分が悪くならないように
・炭酸飲料は避け、食べ過ぎない
・翼の上、通路側、トイレ近くの座席を確保
・旅行者血栓症(エコノミークラス症候群)の予防
・搭乗時の持ち物
・エチケット袋を準備
・母子健康手帳を手元に
・妊娠初期の飛行機、よくある疑問
・放射線の影響は大丈夫?
・海外旅行はOK?
・まとめ
【医師監修】妊娠初期の飛行機はOK? リスクと搭乗する場合の注意点
この記事の監修ドクター 産婦人科医太田寛先生
アルテミスウィメンズホスピタル産婦人科(東京都東久留米市)勤務。京都大学電気工学科卒業、日本航空羽田整備工場勤務。東京医科歯科大学卒業後、茅ヶ崎徳洲会総合病院、日本赤十字社医療センター、北里大学医学部公衆衛生学助教、瀬戸病院を経て現在に至る。日本産科婦人科学会専門医、日本医師会認定産業医、医学博士、インフェクションコントロールドクターICD)、女性のヘルスケアアドバイザー、航空級無線通信士

妊娠初期は飛行機に乗れるの?

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最初に、そもそも妊娠初期の妊婦さんは飛行機に乗れるのか? という点を確認しておきましょう。

乗ってはいけないという決まりはない

結論から言うと、妊娠初期に飛行機の搭乗を禁止したり拒否したりするような制度上の制約はありません。また医学的にも「妊娠初期の飛行機の搭乗は禁止」と妊婦さんに言える根拠はありません。

例えば、以前は「飛行機搭乗中の低酸素症により、赤ちゃんに心臓の奇形や神経系の異常が発生する確率が高くなるので要注意」とする考え方もあったのですが、今はその心配は否定されています。 その根拠の1つに、妊娠初期に搭乗勤務している女性キャビンアテンダントに、何ら影響がみられないという報告があります。

確かに飛行機が上空にあるとき機内の気圧は低下するので、血液中の酸素の濃度は少し下がりますが、もともと「健康な女性」であればこの程度の低酸素は問題ないことがわかっています 。

「妊娠経過に問題ないこと」が必須の条件

ただし、妊娠の経過が順調ではない場合には、飛行機は避けたほうがよいでしょう。また、問題なしとされている妊婦さんであっても、どうしても必要というわけではないのであれば、飛行機に乗る乗らないに関わらず、妊娠中の遠出は避けたほうが無難です(理由は後半で解説します)。

妊娠初期には診断書は不要

妊婦さんが飛行機に搭乗するにあたって診断書が必要になるのは妊娠後期のことで、妊娠初期には不要です。

妊娠後期の搭乗には制限あり

妊娠後期の妊婦さんの搭乗に関しては、ほとんどの航空会社が何らかの条件を設けています。具体的には、国内線ではだいたい妊娠36週以降、国際線ではおおよそ32週以降、何かしらの制限があります。ほとんどの航空会社が診断書の提出を求めます。

とくに、出産予定日を含めて28日以内からは、診断書や同意書の提出のほか、付添人あるいは医師の同伴が求められるケースもあります。

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