子育て情報『【医師監修】切迫早産で入院したら?ストレスの少ない過ごし方と保険適用について』

【医師監修】切迫早産で入院したら?ストレスの少ない過ごし方と保険適用について

目次

・切迫早産ってどんな状態?
・まずは「早産」を知ろう
・早産になると起こること
・切迫早産=早産の一歩手前
・切迫早産の治療法
・切迫早産での入院
・入院中に行われる検査
・入院中に行われる治療
・安静度とは?
・入院中のストレスを減らすためにできること
・切迫早産の入院費用は?
・入院費用は保険適用
・入院中、上の子はどうする?
・父母や親せきなどに助けてもらう・預ける
・保育園などの一時預かりを利用する
・状況次第では他のサービスも併用
・まとめ
【医師監修】切迫早産で入院したら?ストレスの少ない過ごし方と保険適用について
この記事の監修ドクター 産婦人科医太田寛先生
アルテミスウィメンズホスピタル産婦人科(東京都東久留米市)勤務。京都大学電気工学科卒業、日本航空羽田整備工場勤務。東京医科歯科大学卒業後、茅ヶ崎徳洲会総合病院、日本赤十字社医療センター、北里大学医学部公衆衛生学助教、瀬戸病院を経て現在に至る。日本産科婦人科学会専門医、日本医師会認定産業医、医学博士、インフェクションコントロールドクターICD)、女性のヘルスケアアドバイザー、航空級無線通信士

切迫早産ってどんな状態?

まずは「早産」を知ろう

「切迫早産」と「早産」は、言葉は似ていますが少し違う状態です。切迫早産について知るために、まずは早産についてお話します。

早産とは「妊娠22週以降から37週未満に出産すること」で、正期産(妊娠37週~妊娠42週未満での出産)よりも早めにお産となることです。なお、早産は約5%の妊婦さんに起こることで、原因は細菌感染や体質よることが多い言われています[*1]。しかし、原因がわからない場合も多く、事前に予防する方法もあまりありません。

早産の赤ちゃんは十分な成熟をする前に生まれてきますが、早産児の中でも生まれる時期によってそのリスクは異なります。早く生まれるほど健康上のリスクが高く、34週以降で生まれた場合は問題なく育つ確率が高くなります[*2]。

赤ちゃんは日々お腹の中で発達を続けているので、特別な理由がない限り、一日でも正期産に近づけるべく適切な対応をする必要があるのです。

早産になると起こること

早産で生まれた赤ちゃんにはどんなことが起こるのでしょうか?

妊娠22週頃に生まれると、赤ちゃんの体重は500g前後となります。正期産で生まれた場合の体重の中央値が男の子は3,000g、女の子が2,940g[*3]なのを考えると、とても小さいことがわかりますね。

そのため、妊娠22週に生まれた赤ちゃんは、4~5ヶ月程度の間、新生児集中治療室(NICU)で治療を受けることになります。また、赤ちゃんは早く生まれれば生まれるほど、障害が残る確率が高くなります。

なお、正期産に近い妊娠34週以降の早産でも、呼吸障害などを起こしやすいという報告もなされています。早産は、単に小さく生まれるだけでなく、長期的な赤ちゃんの健康への影響が心配な状態なのです。

そのため、早産を防ぐためには、早産になりやすい状態を早めに見つけ出してもらえるように、妊娠中の健診をしっかりと受けることが大切です。

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