子育て情報『【医師監修】赤ちゃんにたんこぶができたどうする? 頭を打った時のチェックポイントと受診目安』

2020年3月24日 17:24

【医師監修】赤ちゃんにたんこぶができたどうする? 頭を打った時のチェックポイントと受診目安

目次

・「たんこぶができたら心配ない」はほんと?
・赤ちゃんが頭を打ちやすい理由
・たんこぶってなに?
・たんこぶの応急処置
・頭を打った!緊急度別チェックポイント
・早急に受診する場合
・救急車を呼ぶ
・急いで受診
・家で様子をみる/通常の診察時間内にかかりつけの小児科を受診すればいい場合
・とっさの判断ができない時は、電話相談やアプリも便利
・まとめ
【医師監修】赤ちゃんにたんこぶができたどうする? 頭を打った時のチェックポイントと受診目安
この記事の監修ドクター 梁尚弘先生
りょうキッズクリニック(埼玉県所沢市)院長。平成10年順天堂大学卒業後、日本大学小児科研修医、沼津市立病院小児科、横須賀市立市民病院小児科、日本大学小児科助教、瀬戸病院小児科医長を経て現在に至る。小児科専門医。

「たんこぶができたら心配ない」はほんと?

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頭を打った時、「たんこぶができたから心配ない」などと聞いたことがありますが、それは本当なのでしょうか?

赤ちゃんが頭を打ちやすい理由

子供の事故の中でも、命の危険や重大な後遺症の恐れがある「頭を打った」。国民生活センターの調査によると、子供の年代別では0〜4歳の事故発生数が多く、なかでも1歳が最も多いとされています[*1]。

赤ちゃんは全身に対して頭が大きく、重心が上にあるため転倒しやすいのが特徴です。また、視界が狭く周囲の物に気づきにくい、興味の対象に関心が集中しがち、運動能力や腕力などが未熟などにより、危険を回避する動作が遅れがちです。そのため、転倒や転落などにつながりやすく、頭を打つことが多いのです。

たんこぶってなに?

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一般にいう「たんこぶ」は皮下血腫(ひかけっしゅ)で、頭皮と頭蓋骨の間に血液が固まっている状態を指します。皮膚が赤く点状に変色していて触ると硬く、血液は1〜2週間で自然に吸収されます。

まれに、ぷよぷよとした柔らかいたんこぶができることもあります。これは、皮下血腫よりも少しだけ層が深いところ(腱膜と骨膜の間や骨膜と頭蓋骨の間)に血液がたまったもので、腱膜下血腫、骨膜下血腫といいます。これらも自然に吸収されることが多いものの、皮下血腫よりも危険性が高いので、大きくてやわらかいたんこぶができた時は病院を受診しましょう。「たんこぶができたから心配ない」という言葉を当てにせず、適切に対応することが大切です。

打撲が強い場合、頭蓋骨や脳に影響がある場合があります。たんこぶの種類を問わず、大きなたんこぶ(直径3cmを超えるようなもの)ができた場合、また、たんこぶがどんどん大きくなってくるような場合は受診しましょう。特に、頭蓋骨がやわらかい2歳未満の子供では、より注意が必要です。

たんこぶの応急処置

たんこぶができた時、出血していたら、乾いたタオルで強く圧迫して止血します。その後、腫れている部分を冷やしてあげましょう。安静しにして数時間後様子をみます。
ただし、次に挙げる「救急車を呼んだ方がいい場合」

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