子育て情報『【医師監修】赤ちゃんのやけど! 応急処置の方法と受診が必要なとき』

2020年3月17日 17:31

【医師監修】赤ちゃんのやけど! 応急処置の方法と受診が必要なとき

目次

・赤ちゃんがやけどしたとき、まずすべきこと
・やけどをしたら、とにかく「冷やす!」
・救急車を呼ぶ場合
・すぐに病院(時間外診療所など)へ連れて行ったほうが良い場合
・診療時間内に受診する
・やけどはどんなに軽く見えても受診したほうが安心
・子供のやけどの特徴と治療方法
・子供の皮膚は薄く、大人より深いやけどになりやすい
・やけどの深さと経過[*3]
・やけどの治療
・生活環境を見直してやけどをふせごう
・多いのはお茶、味噌汁、カップ麺などでのやけど
・ストーブ、ポット、炊飯器、アイロンも注意
・重症化しやすい低温やけどにも注意
・まとめ
【医師監修】赤ちゃんのやけど! 応急処置の方法と受診が必要なとき
この記事の監修ドクター 梁尚弘先生
りょうキッズクリニック(埼玉県所沢市)院長。平成10年順天堂大学卒業後、日本大学小児科研修医、沼津市立病院小児科、横須賀市立市民病院小児科、日本大学小児科助教、瀬戸病院小児科医長を経て現在に至る。小児科専門医。

赤ちゃんがやけどしたとき、まずすべきこと

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やけどは範囲や深さによっては命に関わることも。まずすべきことを知っておきましょう。

やけどをしたら、とにかく「冷やす!」

やけどをしてしまったら、すぐに冷やしましょう。冷やすことで皮膚深部への熱の伝導を防ぎ、深い傷になることを防ぎます。また、痛みもやわらぎます。

冷やす時間はやけどの部位、年齢にもよるので一概には言えませんが、水道水で最低5〜30分くらいは冷やします[*1](赤ちゃんは、身体を冷やすことで低体温になりやすいので、冷やしすぎにならないよう意識の変化などに注意しながら行います)。

やけどが広範囲であれば浴室のシャワーで冷やします。その際、水圧は強くしないようにします。また、やけどの部分には触らないようにします。

服を着た状態でやけどをした場合は、脱がせる時に皮膚が剥がれることがあるので、服の上から流水をかけます。流水がかけられない耳や目などは、氷や保冷剤を包んだ冷たいタオルで冷やしましょう。市販の冷えるシートはやけどの冷却には使えません。

救急車を呼ぶ場合

以下のいずれかが当てはまる場合は救急車を呼びましょう。

□ やけどの範囲が広く、全身の約10%以上のやけど
(片腕で全身の10%相当、おなか・背中は20%相当[*2])
□ やけどの状態が深い(皮膚の色が白く変化している)
□ 顔面や目のやけど
□ 気道の熱傷が考えられる場合(爆発などでやけどした時、鼻の穴にすすがついている時 )
□ 化学薬品での熱傷の場合

やけどの範囲が広い場合や、やけどが深い場合、気道のやけどは命に関わったり、後遺症を残すしたりする場合があります。また、顔面や目のやけど、薬品でのやけどは特殊な治療が必要になります。

すぐに病院(時間外診療所など)へ連れて行ったほうが良い場合

以下のいずれかが当てはまる場合は、急いで皮膚科か形成外科を受診しましょう。受診までの移動中も冷やし続けます。

□ 手や足の指(皮膚がくっついてしまうことがある)
□ 陰部のやけど
□ 水疱(水ぶくれ)ができたやけど
□ 赤みや水ぶくれが、本人の手の平より大きい
□ 手のひら以下の大きさだが水ぶくれがやぶけている
□ 痛みが強い
□ やけどが手首、足首などの関節や手のひらにかかっている

手足の関節にやけどをすると、拘縮(ひきつれ)

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