子育て情報『【医師監修】着床痛って本当にあるの? 生理前のチクチクの正体とは』

【医師監修】着床痛って本当にあるの? 生理前のチクチクの正体とは

目次

・排卵から着床はどう起こる?
・はじまりは「排卵」から
・運がよければ「受精」
・受精卵は細胞分裂しながら「着床」する
・着床出血ってどんなもの?
・着床痛ってあるの?
・「着床による痛み」は普通感じない
・他の原因で起こる生理的な痛みかも
・着床したかどうかが気になったら
・妊娠検査薬を使ってから受診しよう
・まとめ
【医師監修】着床痛って本当にあるの? 生理前のチクチクの正体とは
この記事の監修ドクター 産婦人科専門医齊藤英和先生
梅ヶ丘産婦人科勤務、国立成育医療研究センター臨床研究員、神戸元町夢クリニック顧問、浅田レディースクリニック顧問、近畿大学先端技術総合研究所客員教授、1 more baby 応援団理事、ウイメンズヘルスリテラシー協会理事。山形大学医学部卒業後、同大学、国立成育医療研究センターを経て現職。日本産科婦人科学会産婦人科専門医、日本生殖医学会生殖専門医、医学博士

排卵から着床はどう起こる?

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まずは排卵から着床まで、どんなことが起きているのか知っておきましょう。

はじまりは「排卵」から

卵子は排卵されるまで、卵巣にある卵胞(らんほう)という袋の中にいます。

脳下垂体という器官から卵胞刺激ホルモンが分泌されると、その刺激でいくつかの卵胞が成熟し始め、やがてその中の卵胞の1つだけが成熟します。この成熟卵胞から、卵子が排卵されるのが「排卵」です。

生理周期が28日の人の場合、排卵は生理開始日から数えてだいたい14日目に起こります。

排卵された卵子の寿命は約24時間[*1](なかでも受精し発育可能なのは約6~12時間と言われている)。この短い時間の間に、精子に出会わないと受精しないのです。

運がよければ「受精」

セックス(不妊治療を受けている場合は人工授精)によって、女性の体内に精子が入ります。

精子は子宮の中まで泳ぎ、卵管を通り、卵管膨大部に到着して卵子に出会います。

セックスして腟に放たれる精子は1回に4億~2億個といわれています[*2]。子宮腔、卵管と進むうち、精子の数はどんどん減っていき、卵管膨大部で卵子のまわりに集まることができるのは、300~500個しかありません[*3]。

さらにそのうちの1個の精子が、卵子と融合して、受精卵という1つの細胞になります。

このように、精子と卵子が合体、融合して新たな遺伝子をもつ細胞が発生する現象のことを「受精」と呼びます。

卵子の寿命は排卵から約24時間(なかでも受精し発育可能なのは約6~12時間)しかないことや、腟に射精された精子が卵子に出会うまでに乗り越える困難を考えると、受精は実はとても大変な過程をくぐり抜けた結果、起こるということがわかりますね。

受精卵は細胞分裂しながら「着床」する

受精後、1つの細胞だった受精卵は2個、4個、8個とどんどん細胞分裂をしていき、胚になります。

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