子育て情報『【医師監修】赤ちゃんの虫刺されにはどう対処する? 蚊に刺された時のケアと注意点』

2020年2月26日 16:39

【医師監修】赤ちゃんの虫刺されにはどう対処する? 蚊に刺された時のケアと注意点

目次

・赤ちゃんが虫に刺されたらどうなる?
・大人と反応が異なる赤ちゃん・子供の虫刺され
・・すぐに出る反応、後から出る反応
・・新生児は虫刺されの症状が出ない!?
・蚊に刺された時のケアと治療法
・1.かゆみや腫れがある場合は冷たいタオルなどで冷やす
・2.かゆみ止めの薬を塗る
・3.水ぶくれがある場合は壊さないようガーゼで保護
・4.経過を観察する
・病院での治療法
・虫刺されを予防するには
・赤ちゃんのための虫除け対策
・・部屋に虫が入らないようにする
・・蚊帳(かや)を使う
・・虫がいそうなところへ行く時は露出を少なくする
・・虫除けスプレー、ジェルを使う(イカリジン、ディート)
・虫除け剤に関しての注意点
・・塗る場所・塗り方
・・選び方
・日本脳炎ワクチン接種を
・まとめ
【医師監修】赤ちゃんの虫刺されにはどう対処する? 蚊に刺された時のケアと注意点
この記事の監修ドクター 梁尚弘先生
りょうキッズクリニック(埼玉県所沢市)院長。平成10年順天堂大学卒業後、日本大学小児科研修医、沼津市立病院小児科、横須賀市立市民病院小児科、日本大学小児科助教、瀬戸病院小児科医長を経て現在に至る。小児科専門医。

赤ちゃんが虫に刺されたらどうなる?

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赤ちゃんや小さな子供が蚊に刺された時は、ただの虫刺されと放置せずに、適切に対処しましょう。刺された部分を掻き壊すと、細菌の感染を起こしたり、跡が残ってしまったりする可能性があります。まずは家でできるケアを行いつつ様子を見て、必要な場合は小児科や皮膚科を受診しましょう。

大人と反応が異なる赤ちゃん・子供の虫刺され

赤ちゃんや子供が蚊に刺されると、大人よりも大きく腫れてしまうことがあります。その理由は、体の大きさや皮膚の弱さの差ではなく、「蚊に刺されることの経験値の違い」です。

蚊にさされてかゆくなる、赤くなるという症状は、蚊の唾液に対するアレルギー反応。蚊に刺されることを繰り返すうちに次第に体が慣れるため、大人になると反応は軽くなっていきます。

・すぐに出る反応、後から出る反応

蚊に刺された時の皮膚に出る反応には2種類あって、
①刺されてすぐに出る赤みやかゆみ(即時型反応:そくじがたはんのう)
②刺されて1~2日で出る赤みやかゆみ(遅延型反応:ちえんがたはんのう)
があります。

どちらが出るかは、その人の年齢によって変わってきます。
個人差はありますが、一般的には、乳幼児は②のみ、幼児~青年は①と②の両方、青年~壮年で①のみ、老年になると反応が出ないとされています[*1]。

・新生児は虫刺されの症状が出ない!?

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赤ちゃんの場合、生まれて初めて刺された時は反応が起こりません。これが数回刺されると、遅延型反応が見られるようになります。

最初は刺されてしばらく(半日~1日ほど)してから赤い点が現れ、1日くらいで消えてしまう程度。そこから虫刺されの回数を重ねると、刺された部分が腫れてしこりができたり、強いかゆみを伴うほか、水ぶくれができることもあります。1~3歳頃では刺されてから1~2日後に大人より強く腫れ、5~7日ほど続きます[*2]。この時、かゆくて掻き壊してしまうと、とびひなどの細菌の感染を起こしたり、痒疹(茶色いしこり)になってしまうことがあります。

このように、赤ちゃんや子供の虫刺されは大人より症状が重く、かゆみをがまんできずに掻いてしまい悪化させやすいので、注意が必要です。

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