子育て情報『【医師監修】妊娠初期の流産の原因と症状は? 切迫流産との違い』

【医師監修】妊娠初期の流産の原因と症状は? 切迫流産との違い

目次

・そもそも流産って何なの?原因は?
・流産はいつ、どのくらい起こるもの?
・切迫流産と流産はどう違う?切迫流産の症状
・妊娠初期の流産の原因は?
・流産の症状や兆候は?
・状態によって分けられるもの
・稽留(けいりゅう)流産
・進行流産
・進行具合によって分けられるもの
・不全流産
・完全流産
・妊娠超初期の流産はあるの?
・まとめ
【医師監修】妊娠初期の流産の原因と症状は? 切迫流産との違い
この記事の監修ドクター 産婦人科専門医齊藤英和先生
梅ヶ丘産婦人科勤務、国立成育医療研究センター臨床研究員、神戸元町夢クリニック顧問、浅田レディースクリニック顧問、近畿大学先端技術総合研究所客員教授、1 more baby 応援団理事、ウイメンズヘルスリテラシー協会理事。山形大学医学部卒業後、同大学、国立成育医療研究センターを経て現職。日本産科婦人科学会産婦人科専門医、日本生殖医学会生殖専門医、医学博士

そもそも流産って何なの?原因は?

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人工妊娠中絶(人工流産)ではなく、妊娠22週未満で妊娠が終わることを自然流産(以下流産)といいます。なお、妊娠22週以降37週未満での出産を早産、37週以降42週未満を正期産、42週以降を過期産といいます。

流産はいつ、どのくらい起こるもの?

家庭での妊娠検査薬ではなく、医療機関での検査を経て確認された妊娠のうち、15%前後が流産になります。医療機関にかかる前に流産する人も多いので、妊娠した女性の約40%が流産しているという報告もあります。

つまり、流産は決して珍しいことではなく、人知れず経験している女性は非常に多いのです。とくに、流産全体の8割以上は妊娠12週未満の早い時期に起こっています[*1]。

切迫流産と流産はどう違う?切迫流産の症状

流産になる可能性が高まっている状態のことを「切迫流産(せっぱくりゅうざん)」といいます。流産では妊娠を継続することができませんが、切迫流産はまだ流産に至ってはないので、妊娠が継続できる可能性があります。

症状としては、少量の性器出血、軽い下腹部痛、下腹部の張り(緊満感)、腰痛などが挙げられます。もし、妊娠初期にこのような症状があれば、かかりつけの産婦人科に連絡をして指示を仰ぎましょう。

ただし、まだ医療機関で子宮内に胎嚢(たいのう)があることを確認してもらう前で、大量の出血や急激な下腹部痛がある場合は、緊急の処置が必要であるケースが考えられるので、すぐに医療機関を受診してください。

妊娠初期の流産の原因は?

妊娠10週未満の流産の原因の60~70%は染色体異常によるものです[*2]。そして、妊娠10週以降の場合は感染症や子宮奇形、頸管無力症などの母体の異常によるものが多いといわれています。流産をすると「私が無理をしたからいけなかったんだ」と自分を責めてしまう人がいますが、ほとんどは赤ちゃん側の問題で起こってしまう、仕方のないことなのです。

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