子育て情報『【医師監修】低出生体重児はどうしてなるの?原因と発達・発育の特徴、育児の注意点とQ&A』

2020年3月31日 18:00

【医師監修】低出生体重児はどうしてなるの?原因と発達・発育の特徴、育児の注意点とQ&A

目次

・低出生体重児とは?
・低出生体重児と未熟児との違い
・低出生体重児は増えているの?
・修正月齢とは?
・低出生体重児になる主な原因は?
・妊娠中の問題
・赤ちゃん自身の問題
・低出生体重児の育児の注意点とQ&A
・育てるうえで気をつける点は?
・低体重で生まれると、ずっと小さいままなの?
・低出生体重児は、発達も遅れるの?
・予防接種はどうしたらいいの?
・低出生体重児のママへのサポートはあるの?
・まとめ
【医師監修】低出生体重児はどうしてなるの?原因と発達・発育の特徴、育児の注意点とQ&A
この記事の監修ドクター 梁尚弘先生
りょうキッズクリニック(埼玉県所沢市)院長。平成10年順天堂大学卒業後、日本大学小児科研修医、沼津市立病院小児科、横須賀市立市民病院小児科、日本大学小児科助教、瀬戸病院小児科医長を経て現在に至る。小児科専門医。

低出生体重児とは?

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小さく生まれた赤ちゃんは、以前は「未熟児」と呼ばれていましたが、今は「低出生体重児」と呼ばれるようになりました。まずは、低出生体重児とはどのような赤ちゃんなのかを知っておきましょう。

低出生体重児と未熟児との違い

「低出生体重児」とは、体重2,500g未満で生まれた赤ちゃんをいいます。以前、WHO(世界保健機関)は2,500g未満で生まれた赤ちゃんのことを「未熟児」と呼んでいました。

でも、出生体重は少なくても体の機能などは未熟でないこともあるため、現在は「低出生体重児」という呼び方に変わったのです。低出生体重児の中でも、特に1,500g未満は「極低出生体重児」、1,000g未満は「超低出生体重児」と呼ばれます[*1]。

赤ちゃんが小さく生まれるには、大きく分けて2つの理由が考えられます。まず、予定日より早く妊娠37週未満の早産で生まれた場合です。早産で生まれた赤ちゃんは「早産児」とも呼ばれ、早く生まれたぶん体も小さいことが多いのです。

また、妊娠37週以降の正期産で産まれたにもかかわらず、小さく生まれることもあります。これは、何らかの原因でママのおなかの中での発育が不十分だったことがおもな原因です。

低出生体重児は増えているの?

日本では1980年代以降、少子化が進んで生まれる赤ちゃんの数は年々減っているのですが、低出生体重児が生まれる割合はこの30年間でほぼ倍増しています。厚生労働省の調査によると、1年間に生まれる赤ちゃんのうち、2,500g未満の低出生体重児は1980年には5.2%だったものが、1990年には6.3%、2009年には9.6%と大きく増加しています[*2]。

つまり、今では赤ちゃんの約10人に1人が低出生体重児なのですね。なお、さきほど早産児では体が小さいことが多いと説明しましたが、早産自体が増えているため、、低出生体重児の割合は今後も増えていくかもしれません。早産の増加には、高齢出産の増加や過度なダイエットをしている女性が多いことなどが影響しているのではないかと考えられています。

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