子育て情報『【医師監修】 これって妊娠超初期!? 寝れなくて辛い……妊娠と不眠は関係あるの?』

【医師監修】 これって妊娠超初期!? 寝れなくて辛い……妊娠と不眠は関係あるの?

目次

・妊娠が睡眠に影響することもある
・生理周期によって睡眠に影響を受ける女性もいる
・妊娠初期には眠気が強まる。後期には不眠傾向に
・「睡眠時無呼吸症候群」や「むずむず脚症候群」のきっかけとなる場合も
・ただし、「眠れない=妊娠の兆候」とは断言できない
・症状がひどいときは受診して
・まとめ
【医師監修】 これって妊娠超初期!? 寝れなくて辛い……妊娠と不眠は関係あるの?
この記事の監修ドクター 産婦人科医・医学博士宋美玄先生
大阪大学医学部医学科卒業。丸の内の森レディースクリニックの院長として周産期医療、女性医療に従事する傍ら、テレビ、書籍、雑誌などで情報発信を行う。主な著書に、ベストセラーとなった「女医が教える本当に気持ちいいセックス」がある。一般社団法人ウィメンズヘルスリテラシー協会代表理事

妊娠が睡眠に影響することもある

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実は、妊娠中には過眠や不眠になることがあるとわかっており、「妊娠随伴睡眠障害」と呼ばれています。

生理周期によって睡眠に影響を受ける女性もいる

そもそも、成人女性の40%は生理周期に関連して睡眠の変化があり、そのうち90%以上が生理前に睡眠時間が延びたり、日中の眠気が強くなったりし、またこの傾向は生理期間中も続くという報告があるそうです[*1]。

生理前は黄体期で、女性ホルモンのプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌がさかんな時期ですが、このホルモンの分泌量が増えると基礎体温が上がり、1日の中での体温の変動も少なくなるため、日中の眠気が強くなるのだとされています。

妊娠初期には眠気が強まる。後期には不眠傾向に

また、妊娠した場合も、妊娠初期には眠気が強まることが知られています。さきほど、生理前にプロゲステロンの影響で眠気が増すことがあると説明しましたが、妊娠によってもプロゲステロンの分泌量は増加し、同様に眠気が増すと考えられているのです。

ただ、生理開始予定日(妊娠4週)より前を指して俗に言う「妊娠超初期」に眠気を感じることがあるかどうかについては、個人差が大きいでしょう。妊娠超初期はちょうど受精卵の着床が起こるころで、妊娠による体の変化はまだまだ小さいと考えられるからです。

なお、妊娠後期~授乳期には、ホルモン分泌のパターンが変化する影響で、逆に不眠傾向が強まると言われています。とくに妊娠後期は大きなお腹による寝苦しさも不眠に拍車をかけるでしょう。

「睡眠時無呼吸症候群」や「むずむず脚症候群」のきっかけとなる場合も

妊娠は、睡眠中に呼吸が止まる「睡眠時無呼吸症候群」や、夜になると脚などにムズムズ感や痛がゆさなどの異常な感覚が出てきて眠れなくなる「むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)」のきっかけになることもあると言われています。とくに「むずむず脚症候群」は、妊娠による血液中の鉄分、葉酸などの不足と関連して増えると言われています。

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