子育て情報『【医師監修】妊娠中期に起こる流産とは?症状、切迫流産との違い』

【医師監修】妊娠中期に起こる流産とは?症状、切迫流産との違い

目次

・妊娠中期に起こる流産とは?
・妊娠中期の流産の原因は?
・流産の症状、その後の治療は?
・進行流産
・不全流産(ふぜんりゅうざん)
・完全流産(かんぜんりゅうざん)
・稽留流産
・切迫流産
・まとめ
【医師監修】妊娠中期に起こる流産とは?症状、切迫流産との違い
この記事の監修ドクター 産婦人科医・医学博士宋美玄先生
大阪大学医学部医学科卒業。丸の内の森レディースクリニックの院長として周産期医療、女性医療に従事する傍ら、テレビ、書籍、雑誌などで情報発信を行う。主な著書に、ベストセラーとなった「女医が教える本当に気持ちいいセックス」がある。一般社団法人ウィメンズヘルスリテラシー協会代表理事

妊娠中期に起こる流産とは?

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流産とは、妊娠したにもかかわらず、妊娠22週よりも前に妊娠が終わり、赤ちゃんが子宮の外に出てしまうことをいいます。この頃の胎児は子宮外では生き続けることができません。

妊娠中期にあたる期間は妊娠14~27週なので、中期の中でも22週を境目に、流産と早産※に分けられることになります。

※早産:妊娠22週以降37週未満の分娩。妊娠22週以降は、必要な処置を受ければ赤ちゃんは子宮外でも生き続けられるようになってきます(早産の中でも37週以降42週未満の正期産に近づくにつれ、赤ちゃんの生存率は上がり、合併症のリスクは下がる)。

妊娠中期の流産の原因は?

流産は発生時期によって、妊娠12週未満の「早期流産」、妊娠12週以降の「後期流産」に分けられます。

流産※は妊娠と診断された女性の14.9%に起こりますが、大部分(13.3%)は早期流産です[*1]。一方、「後期流産」は妊娠した女性の1.6%に起こります。妊娠中期の流産は後期流産にあたります。

後期流産の原因としては、母体の性器の異常(子宮発育不全や子宮奇形、子宮筋腫、子宮内の癒着、頸管無力症など)や全身疾患(高血圧、糖尿病など)が考えられます。また、絨毛膜羊膜炎など、細菌などの感染が原因となることもあります。

※ここでは自然流産(人工流産以外)について述べます。

流産の症状、その後の治療は?

流産は絶対におきてほしくないことですが、万が一ということがあるため、事前にどんな症状があるか知っておきたい人も多いでしょう。下記に流産の分類や症状をまとめます。

進行流産

多量の出血や陣痛のような下腹部痛があり、いま現在流産が起こっている状態のことを「進行流産」と言います。進行流産が進行した結果は、以下の2つに分けられます。

不全流産(ふぜんりゅうざん)

不全流産は胎児(胎芽)などの子宮内容物の排出がはじまったものの、一部はまだ子宮の中に残っている状態のことです。

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