子育て情報『【医師監修】赤ちゃんのアトピーってどんなもの? 症状や原因は?』

2020年5月24日 17:13

【医師監修】赤ちゃんのアトピーってどんなもの? 症状や原因は?

目次

・赤ちゃんのアトピー性皮膚炎はどんなもの?
・2歳未満までのアトピー性皮膚炎の症状
・赤ちゃんの時は多いが成長とともに減っていく
・赤ちゃんのアトピー性皮膚炎の原因は?
・もともとの体質にいろいろな要因がからんで起こる
・アトピー対策を教えて!
・何科を受診すればいい?
・薬は欠かさず、指示された量をきちんと塗る
・お風呂
・住環境
・服装
・よくある疑問Q&A
・Q.ステロイドは怖いイメージがあるので塗りたくないのですが…
・A.ステロイドによって症状を早めに落ち着かせることが大切です
・Q.アトピーは治るの?
・A.人による。でも、乳幼児のアトピー性皮膚炎は良くなることが多い。
・まとめ
【医師監修】赤ちゃんのアトピーってどんなもの? 症状や原因は?
この記事の監修ドクター 大越陽一先生
杏林大学医学部卒業、杏林大学医学部小児科学教室任期助教、埼玉県立小児医療センター循環器科医長を経て現在アルテミスウィメンズホスピタル小児科部長。小児科専門医

赤ちゃんのアトピー性皮膚炎はどんなもの?

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まずは赤ちゃんがアトピー性皮膚炎になったときの症状についてみていきましょう。

2歳未満までのアトピー性皮膚炎の症状

2歳未満までのアトピー性皮膚炎は、まず頬や額、頭がカサカサに乾燥して赤みを帯びることで始まります。この赤みは徐々に強まってかゆみのある盛り上がり(丘疹)ができます。この丘疹はかゆいのでかいてしまい、じゅくじゅくしたりかさぶたができたりします。

そのうち耳や口のまわり、頬、顎など顔全体に症状は拡がります。その後、首やわき、ひじや膝の裏などのよくこすれる部分や、胸、おなか、背中、脚などにも赤い斑点や丘疹がでるようになります。

このような経過をたどる症状がだいたい左右似た場所にあり、1歳未満の乳児の場合2ヶ月以上、1歳以上の場合は6ヶ月以上続くようならアトピー性皮膚炎と診断されます[*1]。

アトピー性皮膚炎とまぎらわしい別の病気や症状
赤ちゃんのアトピーは乳児脂漏性湿疹と見分けがつかないことも多いのですが、こちらは生後2ヶ月までの赤ちゃんに多く出るものであり、多すぎる皮脂を適度に洗浄するなどのスキンケアのみで月齢とともに治ります[*2]。

ほか、かぶれやあせもも、アトピー性皮膚炎とよく似ています。いずれにしても、皮膚科などの医療機関を受診して医師に判断してもらいましょう。

赤ちゃんの時は多いが成長とともに減っていく

アトピー性皮膚炎と聞くと、びっくりしてしまいますが、実は赤ちゃんではめずらしい病気ではありません。

1992年~2002年の10年間における、国内での皮膚科医の健診によるアトピー性皮膚炎有症率調査に関する報告では、年齢別の有症率は、乳児で 6~32%、幼児で 5~27%、学童で 5~15%、大学生で 5~9%という結果が出ています[*1]。

つまり、アトピー性皮膚炎は乳幼児・小児期に発症することが多いのですが、成長とともに患者の数は少なくなる傾向があります。

赤ちゃんのアトピー性皮膚炎の原因は?

さて、赤ちゃんのアトピー性皮膚炎がどんなものであるのか紹介しましたが、そうなる原因はあるのでしょうか。

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