子育て情報『【医師監修】子供がやけどしたらまず何をすべき? 応急処置や病院へ行く目安、予防法について』

2020年5月30日 11:15

【医師監修】子供がやけどしたらまず何をすべき? 応急処置や病院へ行く目安、予防法について

目次

・やけどしたらどうする?
・まずは流水などで「冷やす」
・やけどで「救急車を呼ぶ場合」は?
・時間外や休日でもすぐに受診したほうが良い場合は?
・診療時間内に受診すればいいのはどんな時?
・これって、大変なやけど?やけどの程度の目安
・子供のやけどは悪化しやすい
・やけどの程度は大きく4分類される
・I度のやけど
・浅達性II度のやけど
・深達性II度のやけど
・III度のやけど
・やけど痕を残さないために
・やけどの治療はどんなことをするの?
・やけど痕が残るのはどんな時?
・子供がやけどを負わないために普段から注意すること
・危険なものは片付けておく
・皮膚が薄いので低温やけどにもより注意が必要
・まとめ
【医師監修】子供がやけどしたらまず何をすべき? 応急処置や病院へ行く目安、予防法について
この記事の監修ドクター 大越陽一先生
杏林大学医学部卒業、杏林大学医学部小児科学教室任期助教、埼玉県立小児医療センター循環器科医長を経て現在アルテミスウィメンズホスピタル小児科部長。小児科専門医

やけどしたらどうする?

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子供がやけどをしたら、すぐに処置をすることが大切です。
最初にすることと、受診の目安を覚えておきましょう。

まずは流水などで「冷やす」

やけどをしたら、まずは「すぐに冷やすこと」が重要です。
すぐに冷やすことで、皮膚の深いところまで熱が伝わるのを防ぎ、やけどが深くなるのを防止します。

冷やす時には、水道水で最低5~30分くらいは冷やしましょう[*1]。ただし、とくに乳児では、長く広範囲を冷やしてしまうとかえって低体温となり、意識を失ったり不整脈になったりすることがあります。そうした症状に注意しながら、冷やしすぎないようにします。局所(やけど部位)は冷やしながら、全身は保温するようにしましょう。

広範囲にやけどをした場合は、浴室のシャワーで冷やします。シャワーの水圧は強くせず、やけどした箇所に触れないように流水をかけましょう。

服を着ている部位にやけどをしていたら、服を脱がせると皮膚まではがれることがあるので、服の上から流水をかけてください。

なお、目や耳は流水をかけられないので、タオルで包んだ氷や保冷剤で冷やします。市販の冷却シートはしっかりと冷やせないので、やけどには使わないようにしましょう。

やけどで「救急車を呼ぶ場合」は?

次のどれかに当てはまったら、患部を冷やしながら救急車を呼びましょう。

□ やけどした範囲が、全身の約10%以上の広さ
(片腕だけで「全身の10%」くらい、おなか・背中だけで「全身の20%」くらい[*2])
□ やけどの状態が深い(たとえば、皮膚の色が白く変わっている)
□ 顔面や目にやけどした場合
□ 気道を熱傷したと思われる場合
(爆発などによるやけど、鼻の穴にすすがついている、など)
□ 化学薬品による熱傷の場合

命に関わったり、後遺症を残す可能性があるのは、範囲が広いやけど、深いやけど、気道に負ったやけどです。また、顔面や目にできたやけど、薬品によるやけどには、特殊な治療を行うことになります。

時間外や休日でもすぐに受診したほうが良い場合は?

以下のいずれかが当てはまったら、すぐに皮膚科か形成外科を受診しましょう。

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