子育て情報『【医師監修】気になる、赤ちゃんのほくろ。心配なのはどんなもの? 手術はできるの?』

2020年5月31日 11:21

【医師監修】気になる、赤ちゃんのほくろ。心配なのはどんなもの? 手術はできるの?

目次

・赤ちゃんのほくろ
・そもそもほくろとは?
・生まれる前にできるものも
・ほくろに似ている「表皮母斑」「扁平母斑」
・表皮母斑
・扁平母斑
・ほくろのがん「メラノーマ」の可能性もあるの?
・メラノーマとは?
・こんなほくろがあったら要注意
・メラノーマと診断されたら、どんな治療を受けるの?
・「見た目が気になる」という理由で取ってもいい?
・ほくろの治療法
・本当に切除が必要かよく考えて
・まとめ
【医師監修】気になる、赤ちゃんのほくろ。心配なのはどんなもの? 手術はできるの?
この記事の監修ドクター 大越陽一先生
杏林大学医学部卒業、杏林大学医学部小児科学教室任期助教、埼玉県立小児医療センター循環器科医長を経て現在アルテミスウィメンズホスピタル小児科部長。小児科専門医

赤ちゃんのほくろ

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赤ちゃんの肌にできた黒や茶色のほくろ。もしかして皮膚の病気かも……と気にしているママもいるかもしれませんね。赤ちゃんのほくろも、大人のほくろ同様、多くは良性のものです。ただ、なかには注意したほうがいいものもあります。

そこで、ここではほくろの特徴と、どんなほくろに注意が必要なのかを解説。あわせて、見た目上、気になるからという理由で子供のほくろを切除しても問題ないのかという点についても、みていきたいと思います。

そもそもほくろとは?

ほくろとは、顔や体にできた「皮膚のできもの」の一つで、メラニンという色素をつくる細胞(メラノサイトの一種である母斑細胞)が集まったものです。専門的には「母斑細胞母斑」「色素細胞母斑」「色素性母斑」などと呼ばれています。

一般的に、ほくろというと黒や茶色のイメージがありますが、薄い褐色のほくろもあります。また、平らなものや盛り上がっているもののほか、毛(いわゆる、ほくろ毛)が生えているものあります。ただ、いずれも普通の皮膚と同じように柔らかく、丸や楕円形で正常な皮膚との境目ははっきりしています。

また、私たちは広く皮膚にできた黒っぽい固まりのことをほくろと呼んでいますが、専門的には直径1.5cmまでのものを「ほくろ」といい、直径1.5~20cmのものを「黒あざ」といいます[*1]。黒あざは顔や体だけでなく、頭にもできやすいとされています。

生まれる前にできるものも

医学的にいうほくろ(1.5cm以内のもの)の多くは生まれる前には存在せず、3、4歳あたりからできてきます[*1]。一方で、生まれる前からできているもの(医学的には黒あざにあたる)は、「先天性色素性母斑」といいます。

ほくろの場合、その直径は0.5~0.6cmぐらいにとどまることが多い[*2, 3]ですが、先天性色素性母斑では直径が1.5cmを超えます。さらに直径20cmを超えるものもあり、それは「巨大先天性色素性母斑」と呼ばれています[*1]。

ほくろに似ている「表皮母斑」「扁平母斑」

ほくろと間違えやすい皮膚疾患に、「表皮母斑」や「扁平母斑」があります。

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