子育て情報『【医師監修】子供のはやり目、視力への影響は?感染経路、治療法と予防について』

2020年6月9日 17:09

【医師監修】子供のはやり目、視力への影響は?感染経路、治療法と予防について

はやり目ってどんな病気?

はやり目は、読んで字のごとくウイルスによって引き起こされる “目の流行り(はやり)病” です。

ウイルスによる目の病気

目次

・はやり目ってどんな病気?
・ウイルスによる目の病気
・結膜は病気が起こりやすい場所
・子供の間で夏に流行。でも大人にも発症する
・アデノウイルスは種類がたくさん。目のほかの病気を起こすタイプも
・はやり目の症状は?
・白目やまぶたの裏が赤くなり、まぶたの腫れや涙目に
・両目に起こることが多い
・耳の下が腫れ、熱が出ることもある
・治るまで少し時間がかかる
・まれに視力低下が残ってしまうことも
・はやり目に似ている病気に要注意
・はやり目はどうやって人にうつる?
・アデノウイルスは感染力が強い
・手や指を介した接触感染が多い
・潜伏してから数日~2週間後に発病する
・角膜の炎症と二次感染を予防する
・「はやり目かな」と思ったら、まず眼科に電話
・症状にあわせて治療していく
・点眼薬の容器が目につかないように注意!
・家族やほかの子どもへの感染を防ぐ!
・医師の許可を得てから登園・登校
・まとめ
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はやり目を起こすのは「アデノウイルス」というウイルスです。

アデノウイルスによる目の感染症は、国内で年に100万例発生しているとの試算もあり、ウイルス性結膜炎の9割を占めます[*1]。ウイルスのタイプによって少しずつ症状が異なりますが、多くは結膜の炎症として現れます。

結膜は病気が起こりやすい場所

結膜とはまぶたの裏側と眼球の表面(白目)をつなぎ合わせている粘膜です。結膜は目を開いている限り常に外界にさらされているので、ウイルスなどが付着しやすいという特徴があり、はやり目(流行性角結膜炎)が多い理由です。

子供の間で夏に流行。でも大人にも発症する

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はやり目は、1~5歳ぐらいの子供たちの間で、8月を中心とした夏によく流行します。ただし、夏以外の季節にみられることもあり、また、大人が発症することもあります。

アデノウイルスは種類がたくさん。目のほかの病気を起こすタイプも

はやり目の原因となるアデノウイルスの種類は1つではなく、多くのタイプが存在しています。そのうち、はやり目を起こすのは主として8型ですが、19型、37型なども原因になります。

アデノウイルスによって引き起こされる病気には、プール熱(咽頭結膜熱)や胃腸炎、肺炎などがあります。

はやり目の症状は?

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はやり目の症状を少し詳しく解説します。

白目やまぶたの裏が赤くなり、まぶたの腫れや涙目に

はやり目は急に症状が出ることが多く、結膜(白目)が充血し、涙や目やにが増え、まぶしく感じたり、まぶたが腫れたり、目がゴロゴロする異物感があって、痛みを伴います。

両目に起こることが多い

はやり目を起こすアデノウイルスは感染力が強いウイルスで、ほとんどの場合、最初に発症した片方の目からもう片方の目にうつってしまいます。症状は通常、最初に発症した目に強く現れます。

耳の下が腫れ、熱が出ることもある

はやり目では、結膜炎に加え、耳の少し前あたりのリンパ節が腫れて痛むことがあります。
子供では熱も出ることが多いです。

治るまで少し時間がかかる

はやり目の原因であるアデノウイルスに対する治療薬はなく、体の抵抗力で治るのを待つしかありません。治るまで1~2週間、場合によっては1ヶ月ぐらいかかることもあります。

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