子育て情報『【医師監修】これって水疱瘡(みずぼうそう)!? 赤ちゃんがかかったときの症状と対処法』

2020年5月31日 17:25

【医師監修】これって水疱瘡(みずぼうそう)!? 赤ちゃんがかかったときの症状と対処法

目次

・水疱瘡ってどんな病気?
・ウイルスで起こる感染症
・赤ちゃんが水疱瘡にかかったら
・主な症状は?
・水疱瘡にかかったことがない妊婦さんとその赤ちゃんはとくに注意が必要
・疑わしい発疹が出たら受診しよう
・治療はどうやってするの?自宅でのケア方法は?
・水疱瘡の治療法
・ホームケアのポイント
・お風呂はどうする?
・発疹をかきこわさないためにできること
・赤ちゃんから周りにもうつるの?
・家族への感染に要注意
・保育園はいつから登園できる?
・予防接種のタイミングについて
・まとめ
【医師監修】これって水疱瘡(みずぼうそう)!? 赤ちゃんがかかったときの症状と対処法
この記事の監修ドクター 大越陽一先生
杏林大学医学部卒業、杏林大学医学部小児科学教室任期助教、埼玉県立小児医療センター循環器科医長を経て現在アルテミスウィメンズホスピタル小児科部長。小児科専門医

水疱瘡ってどんな病気?

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水疱瘡はよく聞くことのある病気で、その予防接種は定期接種にもなっています。まずどんな病気なのか確認しておきましょう。

ウイルスで起こる感染症

水疱瘡の正式な病名は「水痘(すいとう)」で、ヘルペスウイルスの仲間の「水痘帯状疱疹ウイルス」に初めて感染することで発症する病気です。

感染力が強く、空気感染、飛沫感染、接触感染によって広がります。潜伏期間は2~3週間程度[*1]で、発症すると発熱と同時に全身に盛り上がった発疹ができます。特に多いのは生後6ヶ月~4歳ごろといわれていますが、生後すぐにかかることもあります。たいていは発熱と発疹の症状が出たあと1週間程度で治りますが、肺炎や脳炎、皮膚の細菌感染などさまざまな合併症が起こることがあり、重症化して死に至ることもあります[*2]。

2014年10月に水疱瘡(水痘)のワクチンが定期接種となりました。それ以降、定期接種対象年齢(1歳の誕生日の前日~3歳の誕生日の前日まで)を中心に水疱瘡の患者数自体は減っていますが、3歳以上の子供がかかることは増えています。「予防接種を受けていない1歳前の赤ちゃん」「定期接種対象年齢以上の子供や大人」「アトピー性皮膚炎など皮膚疾患がある人」などは重症化しやすく、入院となることもあります。

赤ちゃんが水疱瘡にかかったら

赤ちゃんが水疱瘡にかかった場合の症状を見てみましょう。もし水疱瘡の可能性があれば受診が必要となるので、その場合の注意点も紹介します。

主な症状は?

一般的な症状は発熱と発疹です。発疹は下記のような特徴的な経過をたどります[*3]。発熱はないこともあります。

(1) 赤い発疹(紅斑)ができる
(2) 次に米粒大に盛り上がった発疹(丘疹)になる
(3) 1日くらいで水ぶくれ(水疱)になったあと膿を持った膿疱になる
(4) 最後にかさぶた(痂皮)になる
症状が進んでいるときは、上記①~④のうち、さまざまな段階の発疹が混在します。発疹には強いかゆみがあり、全身に現れます。体だけでなく頭皮にもできることも特徴です。発疹の数は個人差がありますが、重症だと発疹の数が多くなる傾向があります。

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