子育て情報『【医師監修】新生児の熱、何℃あったら受診?平熱はどのくらい?』

2020年5月23日 19:13

【医師監修】新生児の熱、何℃あったら受診?平熱はどのくらい?

目次

・新生児は平熱が高い
・体温が37.5℃を越えたら要注意
・高めの体温、まずは再計測
・体温が38℃以上の場合はすぐに受診
・新生児の38℃以上ですぐに受診が必要な理由
・新生児の発熱、考えられる原因
・気管支肺炎
・尿路感染症
・細菌性髄膜炎
・敗血症
・入院になることも珍しくない
・まとめ
【医師監修】新生児の熱、何℃あったら受診?平熱はどのくらい?
この記事の監修ドクター 大越陽一先生
杏林大学医学部卒業、杏林大学医学部小児科学教室任期助教、埼玉県立小児医療センター循環器科医長を経て現在アルテミスウィメンズホスピタル小児科部長。小児科専門医

新生児は平熱が高い

1182420249


新生児(生後28日未満の赤ちゃん)の平熱は大人よりも高く、37℃を越える子も珍しくありません。そもそも小さな子供は体温が高めで、乳幼児は年長児よりも0.5℃ほど高くなっています[*1]。

とはいえ、平熱には個人差があるので、元気な時に体温を測定して把握しておくことが大切です。体温は1日の中で変動するので、1日に4回(朝、昼、夕方、夜寝る前)、期間をあけて何日か測りましょう。平熱がわかったら母子手帳などに控えておくと、予防接種を受けるときにも参考になります[*2]。

体温が37.5℃を越えたら要注意

503326764


では、新生児の場合は何度から「発熱」として注意すればいいのでしょうか。

発熱の定義は実はさまざまですが、一般的に37.5℃以上が発熱とされています。日本の感染症法でも37.5℃以上で発熱と定められています[*3]。また、平熱よりも1℃高いければ発熱とする考え方もあります。医学的には38℃以上が意味のある発熱とされています。

ただ、赤ちゃんは体が小さく、体温調節機能も未熟。そのため周囲の温度の影響を受けやすく、室温が高い、布団が厚い、厚着をしているといったちょっとしたことで体温が上がってしまいます。体温がいつもより高いときは、まずこれらの原因を疑ってチェックしましょう。

高めの体温、まずは再計測

赤ちゃんの体温が37.5℃を越えたとき、様子を見て特に変わったところがなければ、まずは薄着にしたり室温を調整したりして、30~60分後に再度検温してみましょう。それで熱が下がり、いつも通り元気であればそのまま様子を見ていいでしょう。次のような場合は小児科を受診するようにしましょう。

・体温が38℃を越えた
・元気があって母乳やミルクを飲めていても、38℃近い熱が続く
・体温以外に気になることがある
(顔色が悪い、機嫌が悪い、母乳やミルクの飲みが悪い、何となく活気がないなど)

体温が38℃以上の場合はすぐに受診

1202987872


薄着にする、室温を調整する、布団を薄くするなどしても体温が38℃を越えているときは、すぐに小児科を受診してください。夜間や休日でも救急外来を受診します。

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
YouTube
YouTube
ピックアップ
上へ戻る

Copyright © 1997-2020 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.