子育て情報『【医師監修】排卵日と体温の関係は?基礎体温パターンと予測の仕方』

【医師監修】排卵日と体温の関係は?基礎体温パターンと予測の仕方

目次

・排卵日とは?妊娠しやすい日ってほんと?
・月に一度、卵巣から卵管へ卵子が跳び出す日
・「排卵日が最も妊娠しやすい」は正しくない
・受精可能期間が短い卵子
・精子を排卵に合わせてスタンバイさせる
・「排卵日の3日前~当日まで」を中心に
・症状から排卵日に気づくもの?
・痛みや出血がある女性も
・排卵日前後の体温変化
・生理開始とともに体温が低下し「低温期」に
・排卵日前後に、体温がさらに低下する「陥落日」が
・排卵とともに体温が上昇して約2週間続く「高温期」に
・基礎体温からの排卵日の判断が難しい人も
・低温期から高温期への変化がわかりづらい場合
・なにかの異常が考えられる場合
・基礎体温の正しい測り方
・基礎体温=なにもしていないときの体温
・起床後すぐ、床の中で、舌下で5分間かけて測定
・トイレにも行く前に床の中で測る
・水銀の目盛は前の晩に下げておく
・舌下で測る
・毎日一定の時刻に
・基礎体温は気になる体調とともに記録する
・基礎体温でわかるのは「排卵が起こったこと」
・排卵日をより正確に知るには?
・まとめ
【医師監修】排卵日と体温の関係は?基礎体温パターンと予測の仕方
この記事の監修ドクター 産婦人科専門医齊藤英和先生
梅ヶ丘産婦人科勤務、国立成育医療研究センター臨床研究員、神戸元町夢クリニック顧問、浅田レディースクリニック顧問、近畿大学先端技術総合研究所客員教授、1 more baby 応援団理事、ウイメンズヘルスリテラシー協会理事。山形大学医学部卒業後、同大学、国立成育医療研究センターを経て現職。日本産科婦人科学会産婦人科専門医、日本生殖医学会生殖専門医、医学博士

排卵日とは?妊娠しやすい日ってほんと?

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最初に「排卵日って何?」ということからお話ししましょう。「排卵日」という漢字から、卵子が排出される日だということはわかるかと思いますが、もう少し詳しく知っておくと、体温(正確には基礎体温)を測る意味をよく理解できます。

月に一度、卵巣から卵管へ卵子が跳び出す日

卵子は「卵巣」で作られます。
卵巣には「卵胞」という袋状の殻があり、その殻の中に卵子の元になる「原始卵胞」が、女性がまだお母さんの胎内にいる時点で既に一生分蓄えられています。その原始卵胞の中で最も成長したものが、定期的に(だいたい月に1回)、卵胞から飛び出すのが「排卵」(❶)で、排卵が起きた日が「排卵日」です。

飛び出た卵子は卵管に移動します。それとともに、子宮では受精卵を迎える準備が始まり、赤ちゃんのベッドになる子宮内膜を厚くします。その状態が整ったタイミングで、排卵された卵子と女性の体内に入ってきた精子が出会って(❷)受精卵になり、受精卵が子宮内膜に着床(❸)すると、妊娠が成立します。

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「排卵日が最も妊娠しやすい」は正しくない

排卵日が最も妊娠しやすいと思っている人は少なくないと思いますが、その理由について解説します。

まず、妊娠は、卵子と精子が出会わなければ成立しません。男性の精子が女性の体の中で生きている時間は、およそ72時間と言われています。つまり、セックス後3日ほどは、卵子にたどり着いて受精するチャンスはあるということ。

受精可能期間が短い卵子

一方の卵子は寿命が約24時間(受精可能な期間は排卵後10数時間とも、体外受精のデータからすると、受精後も順調な発育するのは排卵後数時間以内)と、精子よりも受精可能な期間が短いとされています。つまり、排卵後のわずかな時間が受精のチャンスということです。

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精子を排卵に合わせてスタンバイさせる

となると、排卵が起きてからセックスをして精子が卵子を探しにいくよりも、排卵より先にセックスをして精子が卵管にいる状態にスタンバイしておいて、そのタイミングで排卵が起きたほうが、受精する確率が高くなると考えられます。

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