子育て情報『【医師監修】子供が下痢になったら食事はどうする? 脱水予防と与えたい食事について』

2020年7月8日 17:54

【医師監修】子供が下痢になったら食事はどうする? 脱水予防と与えたい食事について

下痢ってなぜ起こる?

目次

・下痢ってなぜ起こる?
・どのくらい柔らかいと下痢?
・急な下痢の原因って?
・ウイルス感染が引き起こす下痢
・細菌が引き起こす下痢
・その他
・症状によってはすぐに受診が必要な場合も
・下痢になったら「経口補水液」をあげて
・下痢は脱水に繫がりやすい
・「経口補水液」とは
・ジュースやスポーツ飲料は向かない
・通常の食事を始めるタイミング
・飲ませるタイミングと飲ませ方
・「経口補水液」の飲ませ方[*3]
・下痢になったら食事はどうする?
・何を食べさせる?
・下痢の時の食事のポイント
・避けたい食事
・母乳もミルクもそのままあげよう
・まとめ
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どのくらい柔らかいと下痢?

まずは子供のそのうんちが「下痢なのかどうか」について考えてみましょう。

一般的に下痢とは、「普段よりもうんちの水分が多くなって軟らかくなっていたり、うんちの回数が増えた状態」を指します。

健康な子供の排便回数は、
・1~3歳:週に4~21回、1日に1.4回
・3歳以上:週3~14回、1日に1.0回
程度[*1]と言われていますが、個人差が大きいので普段の様子をよく観察して、いつもはどんなペースで排便しているか、把握しておきましょう。

量については、大人では1日に200ml以上とされていますが、子供の下痢では、1日に体重1kgあたり10ml以上の軟らかいうんちが出るとされています。

なお、子供の下痢では、「水のようなうんち」が一番よく見られます。とくに、ウイルス感染や抗菌薬などが原因の場合、こうした水のようなうんちが出ます。

急な下痢の原因って?

下痢には、腸などのトラブルから起こる慢性的なものもありますが、ここでは急に起こる「急性下痢」の原因についてお話します。

ウイルス感染が引き起こす下痢

小さな頃によく起こるのがこの下痢です。
小さいうちは免疫が未熟なため、消化管の粘膜にウイルスがつきやすく、消化管での殺菌能力も大人に比べて限られています。そのため、小腸がウイルス感染して下痢を起こしやすいのです。ロタウイルス、アデノウイルス、ノロウイルス、エンテロウイルス、サイトメガロウイルスなどが原因となります。

感染経路は、ウイルスのいるうんちに触れた手指から、口へと取り込まれて感染が起こる「経口感染」が中心です。感染してから症状が出るまでの潜伏期間はウイルスによっても異なりますが、1~3日と短めなことが多いようです[*2]。

なお、ロタウイルスやノロウイルスの場合は、空気を通じて感染する「空気感染」や、咳やくしゃみによって飛び出して感染する「飛沫感染」、皮膚や粘膜に直接触れたりタイルなどを共有して感染する「接触感染」も起こります。

細菌が引き起こす下痢

細菌性胃腸炎の症状の1つとして、下痢を起こすこともあります。サルモネラ、カンピロバクターなどの細菌が原因となります。

この場合は、とても重い下痢症状が見られることが多いです。強い腹痛や下血が起こることもあります。

細菌感染が小腸で起こり、細菌が小腸の中で増殖し過ぎると、ビタミンB12が十分に吸収できなくなったり、絨毛組織が破壊されたりして、命に関わることがあります。

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