子育て情報『【医師監修】「想像妊娠」って本当にあるの? 妊娠との見分け方と対処法』

【医師監修】「想像妊娠」って本当にあるの? 妊娠との見分け方と対処法

目次

・想像妊娠とは?本当にあるの?
・想像妊娠は本当に起こる?
・想像妊娠の症状は
・想像妊娠と妊娠の見分け方
・基礎体温を測る
・妊娠検査薬を使う
・想像妊娠してしまった……どう対処すればよい?
・ひとりで悩まず専門家に相談する方法も
・男性が想像妊娠することも!?
・妊婦さんのパートナーに起こることがある
・まとめ
【医師監修】「想像妊娠」って本当にあるの? 妊娠との見分け方と対処法
この記事の監修ドクター 窪 麻由美先生
Fika Ladies‘ Clinic フィーカレディースクリニック(東京都中央区日本橋)副院長。順天堂大学医学部附属浦安病院非常勤助教。東京女子医科大学卒業後、順天堂大学医学部附属順天堂医院、順天堂大学医学部附属静岡病院などを経て、2009年に順天堂大学大学院医学研究科を卒業、博士号を取得。医学博士、日本産科婦人科学会専門医、日本抗加齢医学会専門医、日本医師会認定健康スポーツ医、日本スポーツ協会公認スポーツドクター、日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツ医、女性のヘルスケアアドバイザー

想像妊娠とは?本当にあるの?

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想像妊娠とは、「妊娠したい!」と強く望んだり、もしくはその逆に「絶対に妊娠したくない」と強く恐れたりするなど妊娠を強く意識した結果、女性の心身に妊娠したときのような症状が現れることです。「偽妊娠」とも呼ばれます。

想像妊娠は本当に起こる?

「想像妊娠なんて現実にはありえないのでは?」と思う人がいるかもしれませんが、じつはそんなことはありません。医療体制や文化などさまざまな背景によって発生率は大きく異なりますが、想像妊娠はたしかに現実に起こっています。

日本の事例では1917年に発行された「岡山醫學會雜誌」に、想像妊娠によって腹部が膨満したとされる女性の姿が掲載されています[*1]。また、1979年に発行された雑誌「心身医学」には「心理的因子により腹部膨満を来す疾患の存在することは古くから報告されている。想像妊娠などは、 その典型的なものと考えられる」という記述があります[*2]。想像妊娠は、日本でも昔から存在が知られていたようです。

どれくらいの女性に想像妊娠(偽妊娠)が起こるのか正確な割合は確認できませんが、アメリカのボストンでは、出生22,000あたり1の頻度で想像妊娠が起こっていたとする報告があります。一方で、南アフリカでは、不妊症の検査を受けた人または治療中の人では、1/200という頻度で想像妊娠が起こっていたそうです[*3]。また、想像妊娠を起こしていたのは、ほとんどが20~44歳までの不妊症や閉経周辺期の女性だったという報告があります[*4]。なお、偽妊娠は人間だけでなく他の哺乳類でも見られる現象です。身近なところでは2013年、上野動物園のジャイアントパンダの雌シンシンに、妊娠の兆候を示す現象が見られたものの妊娠はしていなかった=偽妊娠の可能性が高いというニュースがありました[*5]。

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