2020年8月21日 11:41
離乳食の鶏ミンチはいつから?中期・後期・完了期レシピ【管理栄養士監修】
鶏ミンチ、赤ちゃんは離乳食でいつから食べていいの?
脂が多いので離乳初期には控え、大豆製品や白身魚のたんぱく質を経験してから鶏ミンチに挑戦しましょう。また、鶏ミンチは脂が多いのも特徴です。中期では脂の少ない部位を選んで使用し、それ以降もミンチばかりに偏らないようにしましょう。
・中期の調理:しっかり加熱し、とろみをつける
・後期の調理:しっかり加熱。豆腐などとあわせてやわらかいハンバーグ状にしてもOK
・完了期の調理:しっかり加熱。ハンバーグ状のほか、そぼろもOK
■ワンポイントアドバイス■ 食べやすく調理にはとても便利ですが、脂質が多いことから、他のたんぱく源も活用し、バランスよく取り入れましょう。
鶏ミンチはどんな肉?
肉類は、加熱するとたんぱく質がかたくなり、赤ちゃんのお口では食べにくいものもありますが、ミンチは繊維が細かくなっているため、食べやすい調理がしやすく離乳食には使いやすいですね。しかし、脂身も多く含まれているため、最初は部位を選んだり、茹でて脂を落としたりするといいでしょう。
鶏ミンチをはじめるときに注意したいこと
たんぱく質に分類される鶏ミンチ。大豆製品、白身魚のような脂質の少ないものが経験できたら進めることができます。また、鶏肉はアレルギー表示推奨品目に指定されています。最初のあげるときはごく少量にし、様子をみながら進めましょう。
離乳食の鶏ミンチ、下処理・下ごしらえの方法
ミンチのいいところ
肉・魚などを生のまま切るときは、まな板を分けたり、消毒したりと、衛生面での配慮が必要ですが、ミンチならまな板を使うことなく、お鍋の中で加熱しながらほぐしたり、食べやすい形にすることができます。
加熱のコツ
生の肉は食中毒を起こす危険があり、特にミンチは中までしっかりと火が通っているか確認する必要があります。特にハンバーグ状の料理に使うときは、火の通り具合をしっかり確認しましょう。

■ワンポイントアドバイス■ 加熱するとかたくなるので、とろみをつけたり、豆腐などと合わせてよく練ると食べやすくなります。
鶏ミンチの離乳食、よくある疑問
鶏ミンチに種類はあるの?
鶏ささみのミンチや、鶏もも肉のミンチなど、種類多く並んでいることもあります。選ぶときは、脂身の少なそうな部位がおすすめです。ささみとももなら、ささみを選びましょう。
冷凍はできる?
生のまま冷凍保存も可能です。
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