子育て情報『離乳食で味付けはどうする?調味料の種類や量、時期を解説【管理栄養士監修】』

2020年9月25日 11:28

離乳食で味付けはどうする?調味料の種類や量、時期を解説【管理栄養士監修】

離乳食でなぜ「濃い味付け」はだめなの?2つの理由

目次

・離乳食でなぜ「濃い味付け」はだめなの?2つの理由
・赤ちゃんの腎臓の機能は未熟
・赤ちゃんの将来の健康にも影響
・離乳食、味付けはいつごろから?
・離乳食が始まってしばらくは、調味料は使わない
・赤ちゃんは味に敏感!?
・スタートしたては調味料の必要なし
・いつから、どんな調味料が使える?
・塩分はどのぐらいにする?
・調味料ごとの食塩相当量の目安
・薄味でもおいしくするコツ
・離乳食、この調味料には注意を!
・はちみつは1歳以降に
・加工食品には隠れた塩分が
・まとめ
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赤ちゃんの健康のためには「塩分控えめ」が離乳食の基本です。まずはその理由について解説します。

赤ちゃんの腎臓の機能は未熟

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腎臓は、余分な物質や老廃物を体外に捨てる働きを担っていますが、過剰なナトリウム(塩分)を排泄するのもその働きのひとつです。
腎臓の機能(GFR:糸球体濾過量)について、新生児期は成人の1/5程度で、成人とほぼ同等となるのは2歳前ごろ[*1]。腎機能がまだまだ低い赤ちゃんにとって、多すぎる塩分は腎臓に重い負担をかけることになるのです。

赤ちゃんの将来の健康にも影響

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赤ちゃんのときの塩分摂取量が、成長してからの血圧コントロールに関係している可能性を示す研究結果があります[*2]。

両親が濃い味が好みだと、子供の塩分摂取量が多くなる傾向があります。赤ちゃんの将来の健康のためにも、家族全員で適切な塩分摂取量を心がけましょう。

離乳食、味付けはいつごろから?

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離乳食を塩分控えめにする理由はわかっていただけたかと思いますが、離乳期は塩分厳禁!というわけではありません。ここからは、いつごろから・どのぐらいの味付けが可能になるのかについて解説します。

離乳食が始まってしばらくは、調味料は使わない

赤ちゃんは味に敏感!?

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赤ちゃんは大人よりも味を感じる「味蕾(みらい)」の数が多く、味覚が敏感です。薄味でも味を感じとることができるという研究結果もあり[*3]、大人の感覚に合わせた濃い味付けにする必要はありません(というよりも、それは避けましょう)。

スタートしたては調味料の必要なし

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厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」では「調味について、離乳の開始時期は、調味料は必要ない」と記載されています[*4]。離乳食を始めてしばらくは、塩やしょうゆなどの調味料を使わず、素材そのままの味を体験させたり、野菜をからとっただし(野菜スープ)や、昆布やかつおぶしのだしを活用するといいでしょう。ただし、通常のインスタントだしは塩分が多いものが少なくありません。手作りするか、赤ちゃん用のだしを利用すると安心ですね。

いつから、どんな調味料が使える?

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塩、しょうゆ、みそ、砂糖などは離乳中期(7〜8ヶ月)ごろから、バターやマヨネーズなどの油脂類やトマトケチャップなどは離乳後期(9〜11ヶ月)ごろから使ってもいいですが、少量にとどめましょう。

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