子育て情報『離乳食の卵の進め方!量は?卵白はいつから?【管理栄養士監修】』

2020年9月24日 11:26

離乳食の卵の進め方!量は?卵白はいつから?【管理栄養士監修】

赤ちゃんと鶏卵のアレルギーの関係

目次

・赤ちゃんと鶏卵のアレルギーの関係
・「鶏卵」は乳児で一番多いアレルゲン
・新規発症の原因食物(一部抜粋)
・鶏卵の開始は遅い方がいい?離乳食の卵の開始時期
・「遅めに開始してアレルギー予防」に根拠なし
・卵アレルギーのリスクが高い子はどうする?
・どんな順番で鶏卵を食べさせる?離乳食での鶏卵の進め方
・まずは卵黄→慣れたら全卵の順に進める
・離乳初期(生後5〜6ヶ月ごろ):卵黄を耳かき1杯からスタート
・離乳中期(生後7〜8ヶ月ごろ):卵黄に慣れたら卵白部分を混ぜる
・離乳後期(生後9〜11ヶ月ごろ):全卵1/2個が食べられるように
・離乳完了期(生後12〜18ヶ月ごろ):全卵1/2〜2/3個が目安
・鶏卵の離乳食、Q&A
・離乳初期、生卵の状態で卵黄を取り分けてもいい?
・卵黄ならばアレルギー反応は起きない?
・市販の卵料理の中で、気をつけたほうがいいものは?
・まとめ
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母乳やミルクだけで暮らしていた赤ちゃんも、離乳食を開始するとさまざまな食べ物と出会います。そんなとき、保護者の方の気がかりの一つが「アレルギー」ではないでしょうか。

「鶏卵」は乳児で一番多いアレルゲン

食物アレルギーの原因となるものはいろいろありますが、一番多いのが鶏卵で、全体の約4割(39.0%)を占めます。また、新たに食物アレルギーを発症する原因となった食物は、年齢・年代によって変化が見られますが、離乳期では鶏卵が一番多くなっています[*1]。

新規発症の原因食物(一部抜粋)

離乳食の卵の進め方!量は?卵白はいつから?【管理栄養士監修】


小学生以降になると、甲殻類(エビ・カニなど)・果物類・魚類などが増加してくる

なお、一度アレルギー反応を起こしたらずっと治らないということではなく、多くが小学校入学前までに治るとされています。また、にわとりの卵のアレルギーと魚の卵(いくらやたらこなど)のアレルギーは別物なので、それぞれ別に対応します。

鶏卵の開始は遅い方がいい?離乳食の卵の開始時期

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そんな、アレルギーが気になる卵について、離乳食ではどう進めればいいのでしょうか。
「アトピー性皮膚炎が心配な人はゆっくり始めるといい」とか、「早く始めた方が鶏卵アレルギーにならない」など、卵に関する様々な噂を耳にすると、混乱してしまいますよね。

「遅めに開始してアレルギー予防」に根拠なし

厚生労働省策定の「授乳・離乳の支援ガイド」では、卵は生後5〜6ヶ月の離乳初期から鶏卵(卵黄部分)を試してみることが勧められています。

離乳初期:つぶしがゆから始める。すりつぶした野菜なども試してみる。慣れてきたら、つぶした豆腐・白身魚・卵黄等を試してみる。厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)」より

出典:https://www.mhlw.go.jp/content/11908000/000496257.pdf

一方で、アレルギーを心配して、卵を食べさせ始める時期を遅らせようと考える人もいるようです。しかし、「授乳・離乳の支援ガイド」では、「赤ちゃんに食べさせる時期を遅らせて食物アレルギーを予防」ということに科学的根拠はないことが示されています。

食物アレルギーの発症を心配して、離乳の開始や特定の食物の摂取開始を遅らせても、食物アレルギーの予防効果があるという科学的根拠はないことから、生後5~6か月頃から離乳を始めるように情報提供を行う。

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