子育て情報『【医師監修】妊娠後期の下痢。水便などの原因・対処法と、赤ちゃんへの影響など、気になる疑問Q&A』

【医師監修】妊娠後期の下痢。水便などの原因・対処法と、赤ちゃんへの影響など、気になる疑問Q&A

妊娠後期の下痢。よくある2つとその他の原因

目次

・妊娠後期の下痢。よくある2つとその他の原因
・(1)妊娠中のホルモンバランスの変化
・(2)ウイルスや細菌の感染によるもの
・(3)その他
・「いつもと違う」と思ったら早めに受診して
・妊婦さんの下痢、こんな場合はすぐに受診!
・そこまでひどくはない場合
・経口補水液で水分補給を
・市販の下痢止めは自己判断で飲まないで
・妊娠後期の下痢で気になる疑問Q&A
・Q.妊娠後期の下痢で赤ちゃんに影響はあるの?
・Q.妊娠後期の下痢で早産になることはあるの?
・まとめ
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「下痢」とは一般的に「境界がはっきりしない形が定かでない便」や「水様便」のことで、1日に3回以上のゆるい便通がある状態のことを指します[*1]。

下痢の原因にはさまざまなものがありますが、ここでは妊娠中に下痢を引き起こすことがあるおもな2つの原因と、他に考えられる原因について紹介します。

(1)妊娠中のホルモンバランスの変化

妊娠中はよく便秘になりやすいと言われますが、逆に下痢になることもあります。これはともに女性ホルモンの1つである「プロゲステロン」の分泌が増えることによる影響です。

「プロゲステロン」には腸の動きを抑える働きがあり、その影響で妊娠中は便秘がよく起こるのですが、腸の動きが遅くなり食べ物の消化に時間がかかることで便秘とは逆に下痢が引き起こされることもあるのです。

なお、妊娠後期にはそれまでに比べ、より下痢になることが増えることがあり、これは出産に対する準備が妊婦さんの体の中で始まっているからともいわれています[*2]。

(2)ウイルスや細菌の感染によるもの

妊娠中は非妊娠時に比べ食中毒にかかりやすく、また重症化しやすいと言われています。とくによく注意が必要と言われるのが細菌の一種である「リステリア菌」です。感染すると下痢、発熱、頭痛、筋肉痛といった症状が現れますが、妊婦さんは妊娠していない人に比べて感染率が20倍も高いと言われているのでとくに注意が必要です[*3]。

ほかにも、「ノロウイルス」「ロタウイルス」「サポウイルス」「アデノウイルス」などのウイルス、「腸炎ビブリオ」「病原性大腸菌(O157など)」「カンピロバクター」「サルモネラ」などの細菌が感染したことによる胃腸炎でも下痢の症状は起こります。

(3)その他

その他、下記の場合などでも下痢をすることがあります。

・抗菌薬(抗生物質)、下剤、鉄剤などの薬の服用中
・食物不耐性(乳糖不耐症など)や食物アレルギーがある
・カフェイン、人工甘味料などによる影響
・過敏性腸症候群(IBS)、甲状腺機能亢進症などの病気がある

「いつもと違う」と思ったら早めに受診して

ここまでで妊娠後期に下痢を起こす可能性がある原因について紹介しましたが、原因がなんであれ「いつもと違う」と感じたら早めに医療機関を受診することが大切です。
以下に妊娠後期に下痢を起こした時の受診の目安を紹介します。

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