子育て情報『【医師監修】妊娠中期の貧血。立ちくらみなどの症状と原因・対策、鉄分の摂り方』

【医師監修】妊娠中期の貧血。立ちくらみなどの症状と原因・対策、鉄分の摂り方

妊娠中期から増えてくる「貧血」

目次

・妊娠中期から増えてくる「貧血」
・妊娠中期は、血液の量が急に増え「薄くなる」
・貧血でよくある症状
・「立ちくらみ」って貧血の症状?
・「貧血」でよくある症状
・貧血が原因ではない立ちくらみも
・貧血かどうか調べるには
・貧血の診断基準
・妊娠中期の貧血の影響と対処方法
・ひどい貧血は赤ちゃんに影響することも
・妊娠中期の貧血の予防法・対処法
・普段から鉄分を摂取して貧血予防
・不調があるなら、放っておかず早めに受診を
・仕事をしている場合はできるだけゆっくり休む
・まとめ
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妊娠中は常に貧血になりやすいと言われています。それは、赤ちゃんの血液をつくるために、胎盤を通してお母さんの体から「鉄分」が赤ちゃんの体へとどんどん運ばれて行ってしまうから。なかでも妊娠中期以降はとくに貧血になりやすいと言われています。

妊娠中期は、血液の量が急に増え「薄くなる」

さきほど説明したとおり、赤ちゃんの血液を作るのはもちろん、赤ちゃんに栄養や酸素を運んだり、老廃物を運び出したりするために、妊娠中は非妊娠時に比べて多くの血液が必要になります。

そのため、妊娠中期ごろには妊婦さんの血液量は急激に増えるのですが、このとき液体の成分(血しょう)に比べて、赤血球はそれほど増えないため、血液の量は増えるものの赤血球の濃度が低い、「薄い血液」になります。

血液が薄まると、体のすみずみにまでうまく酸素を届けられなくなってしまい、細胞が酸欠状態になります。これが「貧血」で、血液量が急激に増える妊娠中期以降は貧血に注意が必要な時期なのです。

貧血でよくある症状

貧血になるとどんな症状が現れるのでしょうか。

「立ちくらみ」って貧血の症状?

貧血になると、以下のような症状がよく現れます。

「貧血」でよくある症状

☑ めまい、立ちくらみ
☑ 動悸、息切れ

ただし、妊娠する前から貧血気味だったり、貧血がゆっくりと悪化した場合は、こうした症状があまりはっきりしないことがあります。

貧血が原因ではない立ちくらみも

なお、妊婦さんは貧血ではなく、「起立性低血圧」によっても「立ちくらみ」や「めまい」を覚えることがあります。

起立性低血圧は、妊娠すると分泌量が増えるプロゲステロン(女性ホルモン)の影響で下半身に血液が溜まりがちになり、脳に血液が不足することで起こります。

この場合も、目の前が真っ暗になったり、動悸、胸のむかつき、冷や汗などの症状が出ます。プロゲステロンは妊娠の維持に欠かせないホルモンなので減らすことはできませんが、起立性低血圧の症状は、「急に立ち上がったり、長時間座り続けることを避ける」ことで防ぐことができます。

貧血かどうか調べるには

貧血かどうかを調べるためには、医療機関で血液検査を受ける必要があります。妊娠中の貧血(妊娠性貧血)の多くは「鉄欠乏性貧血」ですが、この場合、血液検査で下記の数値となったときに診断されます[*1]。

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