子育て情報『【医師監修】妊娠後期の「キリキリ、チクチク」腹痛。その原因と対処法』

【医師監修】妊娠後期の「キリキリ、チクチク」腹痛。その原因と対処法

「妊娠後期の腹痛」にはどんな原因があるの?

目次

・「妊娠後期の腹痛」にはどんな原因があるの?
・あまり心配のないもの
・自己判断での下痢止めの服用はストップ!
・妊娠後期の腹痛、こんな場合はすぐに受診!
・できるだけ早く受診したほうが良い場合
・妊娠後期に「キリキリ」「チクチク」する腹痛の原因は何?
・<1>お腹が「キリキリ」するとき
・痛みの間隔が不規則なら「前駆陣痛」かも!?
・<2>お腹が「チクチク」するとき
・赤ちゃんに子宮や靭帯などが引っ張られている感覚かも!?
・まとめ
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妊娠8ヶ月(28週)~出産予定日前までの期間である「妊娠後期」。まずはこのころの妊婦さんに腹痛を起こす可能性がある要因をいくつか紹介します。

あまり心配のないもの

・前駆陣痛
出産予定日が近づいてくると起こる、不規則な子宮の収縮。多くはいったん止まり、後日、出産のときに起こる真の陣痛が始まります。

・子宮などが伸びることによる痛み
妊娠後期には赤ちゃんはぐんぐん大きくなっていきます。それに伴って子宮や子宮を支える靭帯などが引き延ばされ、腹痛を感じることがあります。この場合は、横になって休んだり、ガードルを使用することで痛みは軽くなります。

・便秘
妊娠中は便秘になりやすいものですが、子宮が大きくなり腸を圧迫する妊娠後期はさらに便秘がちになります。便秘の場合は無理にいきんで出そうとせず、出そうなタイミングを逃さないようにしたり、受診して便を柔らかくするタイプの下剤を処方してもらいましょう。

・鉄剤など飲んでいる薬の影響
貧血の治療で鉄剤を処方されている妊婦さんは、薬の副作用で下痢や腹痛が現れることがあります。この場合、しばらく服用していると不調を感じにくくなるようですが、辛いときは主治医に相談しましょう。

自己判断での下痢止めの服用はストップ!

なお、腹痛とともに下痢もある場合、自己判断で薬を飲むのは止めましょう。市販の下痢止めには妊娠中に注意が必要な成分が含まれていることもあります。薬の服用の前には、かならず医師や薬剤師に妊娠中であることを伝え、相談してください。

妊娠後期の腹痛、こんな場合はすぐに受診!

妊娠後期の腹痛では、「切迫早産・早産」「常位胎盤早期剥離(分娩の前に胎盤が子宮からはがれてしまうこと)」「ウイルス性胃腸炎などの感染症」なども心配されます。

痛みの感じ方は人それぞれなので、痛みだけから体の状態を推測するのは困難です。下記のような症状がみられたときはできるだけ早くかかりつけ医療機関を受診し、診断と治療を受けてください。

できるだけ早く受診したほうが良い場合

☑初めて経験するような激しい腹痛。痛みがひどく休んでも治まらない
☑便に血や膿のようなものが混じっている
☑発熱、下痢、吐き気・おう吐などほかの症状もある
☑脱水の症状がある(※)
※脱水による症状の例:尿が少ない/出ない/濃い色をしている、口や舌が異常に乾く、皮膚の弾力がない、めまいやふらつきを感じるなど
☑腹痛や下痢がずっと続いている/悪化してきた/体重が減ってきた
☑食中毒の疑いがある(同じものを食べた人も症状が出ている)

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