子育て情報『【助産師監修】授乳中にインフルエンザ感染。母乳で感染する?対処法3つ』

2020年7月23日 11:26

【助産師監修】授乳中にインフルエンザ感染。母乳で感染する?対処法3つ

ママがインフルエンザに感染。授乳はやめたほうがいい?

授乳中にインフルエンザにかかった場合、母乳から赤ちゃんにインフルエンザがうつることはあるのでしょうか。

母乳を介しての感染の心配はない

目次

・ママがインフルエンザに感染。授乳はやめたほうがいい?
・母乳を介しての感染の心配はない
・授乳中のインフルエンザ感染、対処法3つ
・授乳中でもインフルエンザ治療薬は使える?
・問題にならないとされる薬もある
・インフルエンザワクチン、授乳中でも接種できる?
・授乳中、ぜひワクチン接種を!
・赤ちゃんはいつからインフルエンザワクチン接種できる?
・まとめ
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インフルエンザにかかったママの母乳を飲むことで赤ちゃんが感染する(母乳を介して感染する)ことはありません。また、母乳には赤ちゃんをウイルスから守る多くの感染防御因子が含まれています。もちろん無理は禁物ですが、可能であれば母乳栄養は継続しましょう。

ただし、ウイルスがママの手や服などに付着して赤ちゃんが接触感染するリスク、咳やくしゃみによる飛沫感染のリスクは十分に考えられますので、十分な注意・対策が必要です。

授乳中のインフルエンザ感染、対処法3つ

厚生労働省が新型インフルエンザ流行の際に作成した資料[*1]では、授乳中にインフルエンザになった場合の対処法として以下のようなものをあげています。

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① 以下の状態になってから授乳をする(ウイルス感染の危険がかなり低くなっている)
・インフルエンザ治療薬を2日以上服用(薬については後ほど詳しく)
・熱が下がって平熱
・咳や鼻水がほとんどない
② ①をクリアできていない場合は、搾乳した上で症状のない家族があげる
③ 止むを得ず直接授乳する場合は、できるだけ感染の危険が低い状態でする
(シャワーを浴びて清潔な服に着替える、授乳前の手洗い、マスクを着用する など)
なお、いきなり授乳をやめると乳腺炎を起こしたり、授乳再開の際に母乳量が減るなどの可能性があります。授乳をしないときでも、定期的に搾乳するようにしましょう。

授乳中でもインフルエンザ治療薬は使える?

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妊娠中に引き続き、授乳中も赤ちゃんへの影響を考えて使えない薬がありますが、インフルエンザ治療薬はどうでしょうか。

問題にならないとされる薬もある

国立生育医療研究センターでは、授乳中のインフルエンザ治療薬について以下のようにしています。

日本でよく使用されているインフルエンザの治療薬にはタミフル®・リレンザ®・ イナビル®などがあります。タミフル®は内服薬、リレンザ®とイナビル®は吸入薬です。タミフル®に関しては母乳移行量を調べて、非常に少なかったと報告されています。授乳中の使用が問題になる可能性は低いと考えられます。リレンザ®・イナビル®はいずれも母乳移行量を調べた報告はありませんが、もともとお母さんの血液中にほとんど検出されないので、授乳中の使用は問題にならないと考えられます。

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