子育て情報『【助産師監修】授乳中は喫煙してはいけない?タバコが赤ちゃんに与える影響』

2020年7月25日 11:28

【助産師監修】授乳中は喫煙してはいけない?タバコが赤ちゃんに与える影響

2割が産後喫煙再開?理由は習慣やストレス

目次

・2割が産後喫煙再開?理由は習慣やストレス
・授乳中は喫煙をやめるべき2つの理由
・<授乳中の喫煙のリスク1>母乳が減ってしまう
・<授乳中の喫煙のリスク2>母乳にニコチンが移行する
・「喫煙したいから授乳しない」は誤り
・赤ちゃんの突然死と喫煙の関係
・母乳育児はSIDS発生を減らす
・まとめ
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乳幼児健診の際、母親を対象に喫煙に関しての調査※を行ったところ、22%が産後に喫煙を再開していたという結果となりました[*1]。喫煙を再開した理由としては「ただなんとなく」「家事などのストレス」「吸いたくてがまんできなかった」「育児ストレス」「発散するものが欲しかった」などが挙げられました。

妊娠を機に一旦はやめたのに、産後にまたタバコに手が伸びてしまったという女性は少なくないようです。

※田川市保健センターの乳幼児健診(4ヶ月健診、7ヶ月健診、1.6歳児健診)の対象児の母親330名に対して行ったアンケート調査(236名分回収)

授乳中は喫煙をやめるべき2つの理由

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喫煙は、がんや呼吸器の疾患だけでなく、脳卒中や2型糖尿病などさまざまな病気と関係しています。しかし、健康のためにはやめたほうがいいとはわかってはいても、なかなか禁煙できない人も少なくありません。また、先の調査結果のように、妊娠中は禁煙できたのに産後に喫煙を再開してしまうケースも。

では、産後、中でも授乳中に喫煙することにはどんなリスクがあるのでしょうか。

<授乳中の喫煙のリスク1>母乳が減ってしまう

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赤ちゃんがママのおっぱいを吸うと「プロラクチン」というホルモンが分泌され、母乳が作られます。そんな授乳に不可欠なプロラクチンは、喫煙すると分泌が遅れ、量も減少するというデータがあります[*2]。

また、1日に4本以上タバコを吸うママは、全く吸わないママに比べ、母乳分泌量が1〜2割減り、その減少割合はタバコの量が多いほど大きくなるということもわかっています[*2]。

<授乳中の喫煙のリスク2>母乳にニコチンが移行する

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タバコの影響は母乳量が減るだけではありません。

タバコの葉には「ニコチン」という神経毒性の強い物質が含まれています。通常、喫煙によって煙から体内に取り込まれますが、ママが喫煙した場合はニコチンが母乳に移行して、それを赤ちゃんが飲むことになります。喫煙者の母乳が赤ちゃんに与える影響について、まだはっきりとしたことはわかっていませんが、1日20本以上喫煙するママが授乳した赤ちゃんにおう吐や下痢、脈拍の増加、落ち着きがないなどの症状が見られたとの報告もあります[*2]。

「喫煙したいから授乳しない」は誤り

タバコを吸いたいなら授乳をやめれば問題がないのかというと、決してそうではありません。

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