子育て情報『【医師監修】赤ちゃんの血便 | 考えられる病気と対応は?』

2020年8月30日 18:30

【医師監修】赤ちゃんの血便 | 考えられる病気と対応は?

健康な赤ちゃんのうんちの色は?

目次

・健康な赤ちゃんのうんちの色は?
・新生児のうんち
・だんだん「黄色」に。ときには「緑色」のうんちになることも
・赤いうんちが「血便」かどうかの見分け方は?
・「食べたものの影響」で血便に見えることもある
・「イチゴジャム」のような赤いうんちには注意
・赤ちゃんの血便の原因と対応は?
・腸重積症
・新生児メレナ
・腸などにうまく血が流れなくなる病気
・細菌性胃腸炎
・食物アレルギー
・裂肛
・血便が出たとき、病院に行く目安は?
・夜間・休日でも急いで受診が必要
・診療時間内の受診でOK
・うんちをスマホで撮影しておこう
・まとめ
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うんちに血が混じる血便を知る前に、まず赤ちゃんが健康な時のうんちの色や状態を知っておきましょう。

新生児のうんち

赤ちゃんが、生後およそ24時間以内[*1]にするうんちを「胎便」と言います。胎便は、赤ちゃんが飲み込んだ羊水や腸管の分泌物などが成分であるため、一般的なうんちのイメージと違いねばねばしていて「黒っぽい緑色」です。

生後2~4日たって、赤ちゃんがおっぱいやミルクを飲み始めると、胎便と黄色いうんちが混ざって出るようになり、うんちの色もだんだん黄色の割合が多くなっていきます。これを「移行便」と言い、徐々によくあるうんちの色になっていきます。

だんだん「黄色」に。ときには「緑色」のうんちになることも

母乳育児が軌道に乗るころになると、赤ちゃんのうんちは「黄色」になってきます。ミルクがメインの場合は、黄色のほか「緑色」になることも多いと言われています。

うんちが「緑色」だと心配になるかもしれませんが、これは、多くの場合、母乳かミルクかにかかわらず、赤ちゃんのうんちが長時間空気にふれたことで、うんちを黄色くしている胆汁由来の色素が酸化したためにそうなります。また、ミルクに含まれる鉄分などの影響によって、緑色になることもあります。赤ちゃんの機嫌がよく食欲もあるなら、心配いりません。

赤いうんちが「血便」かどうかの見分け方は?

赤いうんちが出ても、必ずしも心配な血便であるとは限りません。本当に血便かどうかの見極め方と、心配な血便について説明しましょう。

「食べたものの影響」で血便に見えることもある

子育てをしていると、「赤ちゃんのうんちに赤い血のようなものが混じっている!」と驚くことは案外多いようです。ただ、うんちが赤くなる原因はいろいろあり、中には血液が混じっているわけではなく、心配ないこともあります。

そこで、うんちに赤い色が混じっているときは、「うんちが赤くなりそうなものを食べさせなかったか」、思い返してみることも大切です。たとえば離乳食開始後の赤ちゃんは、トマトなどの赤色の野菜を食べさせたりトマトジュースを飲ませたりした後に、うんちが赤くなることはよくあります。また、鉄剤を飲ませたりブルーベリーを食べさせたりした後には、うんちが黒くなることもあるもの。

うんちの色が変わりそうな食品を食べさせた心当たりがあり、赤ちゃんも機嫌がよく食欲もあるなら心配いりません。

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