子育て情報『【医師監修】赤ちゃんに水道水っていいの? ミルク用にも大丈夫?』

2020年8月15日 17:32

【医師監修】赤ちゃんに水道水っていいの? ミルク用にも大丈夫?

水道水って安全?

目次

・水道水って安全?
・日本の水道水は厳しく管理されている
・水道整備で赤ちゃんの死亡数が低下
・水道水は「トリハロメタン」が心配ってよく聞くけど大丈夫?
・赤ちゃんには一度沸かしたものだとより安心
・ミルクを作るのは水道水で大丈夫
・水道水は粉ミルクにぴったり
・ミルクの作り方
・離乳食づくりにももちろんOK!
・水道水がおかしい?と感じたら
・いつもと違う臭いを感じたら
・流しっぱなしにしてみる。改善しないときは水道局に相談を
・カルキ臭を強く感じたら
・赤い水が出たら
・続く場合は水道局に相談を
・まとめ
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日本の水道水は厳しく管理されている

日本の水道水の水質は、水道法第4条に基づき厚生労働省令で定められた基準に沿ってしっかりと管理されています。

水質の基準としては、細かく51項目が定められています。
大腸菌は「検出されないこと」、一般細菌は「1ml検査して細菌の塊が100以下であること」、水銀は「1L当たり0.0005mg以下であること」など、国際的にみても厳しい基準となっています[*1]。

水道水のもととなる水は、河川などから取り入れられた原水です。
原水は管理の行き届いた浄水場などの処理施設で、汚れやにごりなどが取り除かれ、さらに塩素消毒されてきれいな浄水となります。浄水は、管理された水道管を通って、家庭にもそのまま飲める水が届けられています。雑菌などが入り込んでいないかは、毎日確認されています。

水道整備で赤ちゃんの死亡数が低下

日本では、江戸から明治初頭に、コレラでたくさんの人が亡くなりました。
水道施設を整備し、塩素消毒などを行って安全な水が飲めるようになると、赤ちゃんの死亡数は減り、コレラ、赤痢などの伝染病も減っていきました[*2]。
今の安全な水道水は、気づかないうちに赤ちゃんやママ、パパの命も守っているといえます。

水道水は「トリハロメタン」が心配ってよく聞くけど大丈夫?

消毒のために水道水に加えられている塩素が、水の中の有機物と反応すると、「トリハロメタン」ができます。

「トリハロメタン」は発がん性があると疑われている物質なので、不安に思う人もいるかもしれません。

ただ、日本では水質基準の中で、「総トリハロメタンは水道水1L中に0.1mg以下」と定められています。含まれていたとしてもごくわずかなので、健康に影響することはないと考えられています。

赤ちゃんには一度沸かしたものだとより安心

このように、日本の水道水は世界的にもとても安全なものとなっています。
ただし、未発達な赤ちゃんのためには、水道水に含まれているわずかな塩素なども取り除いてあげたくなりますね。

水道水を10分以上沸騰させ続けると、水道水の中の塩素やトリハロメタンはほぼ消えてしまいます[*3]。気になる時にはキッチンタイマーなどを使って、しっかりと沸騰させて作った湯冷ましにすれば、さらに安心です。

ミルクを作るのは水道水で大丈夫

水道水は粉ミルクにぴったり

日本製の粉ミルクは、日本の水道水に溶かすことを考えて、ミネラル分が調整されています。

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