子育て情報『【医師監修】赤ちゃんの便秘と母乳との関係性とは?』

2020年8月26日 17:45

【医師監修】赤ちゃんの便秘と母乳との関係性とは?

赤ちゃんの便秘ってどんなもの?

目次

・赤ちゃんの便秘ってどんなもの?
・うんちが「1週間に2回以下なら便秘」と考える
・健康な赤ちゃんの排便回数
・軟らかいうんちなのに出すのが大変なときも
・赤ちゃんの便秘と母乳には何か関係があるの?
・母乳やミルクを十分飲めないことも便秘の原因の1つ
・母乳が足りている目安は?
・こんな時は受診を
・赤ちゃんに便秘があるときの受診のめやす
・赤ちゃんの便秘のケアって?
・自宅でできるケア
・肛門刺激
・果汁
・ヨーグルト
・糖類下剤
・病院で相談して行うケア
・糖類以外の下剤
・浣腸
・まとめ
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うんちが「1週間に2回以下なら便秘」と考える

赤ちゃん(1歳未満の乳児)のうんちの回数は、もともと個人差が大きいうえ、母乳かミルクか、また月齢によっても変わります。そのため、赤ちゃんの場合、何日便が出なければ治療すべき「便秘症」であるとするかは、専門家でもはっきり言うのが難しいと言います。

健康な赤ちゃんの排便回数

月齢 1週間の排便回数 1日の排便回数 0~3ヶ月(母乳栄養児) 5~40回/週 2.9回/日 0~3ヶ月(人工乳栄養児) 5~28回/週 2.0回/日 6~12ヶ月 5~28回/週 1.8回/日 table { border-collapse: collapse;margin: 0 auto;}th { border: solid 1px; padding: 0.5em;text-align: center;}td { border: solid 1px; padding: 0.5em;}「小児慢性機能性便秘症診療ガイドライン」(日本小児栄養消化器肝臓学会・日本小児消化管機能研究会・編)より引用
ただ、ほとんどの赤ちゃんは3日に1回以上はうんちをするので、「週に2回以下しか出ない」などの場合に治療が必要な「便秘症」と考えられることが多いようです。また、これより多い回数の排便があっても、「うんちをするとき痛そうだったり、うんちが硬い」場合も便秘と考えられます。これらに加え、「うんちが出なくてお腹が張っている」という症状も見られるでしょう[*1]。

軟らかいうんちなのに出すのが大変なときも

赤ちゃんは、うんちが軟らかい状態なのに、排便のたびに顔を真っ赤にしていきんだり、泣いたりすることがあります。それでも、毎日のように軟らかいうんちが出ていれば、便秘ではなく「ディスケジア」という状態と考えられます。

うんちを出すときは、横隔膜と腹筋を収縮させ腹圧を高めると同時に、骨盤底の筋肉(外肛門括約筋、恥骨直腸筋、肛門挙筋)をゆるめる必要があります。これが「いきむ」ということですが、赤ちゃんはまだ上手にできません。こうした理由でなかなかうんちが出せない状態のことは、「ディスケジア」と呼ばれています。

ディスケジアは病気ではなく、赤ちゃんの成長とともに自然と治っていくものなので、とくに治療はいりませんが、うんちがなかなか出ない時には、綿棒などで肛門を刺激してあげると出しやすくなります。

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