子育て情報『【医師監修】突発性発疹の症状に咳や鼻水はある? 病気の経過と特徴』

2020年3月30日 18:02

【医師監修】突発性発疹の症状に咳や鼻水はある? 病気の経過と特徴

目次

・突発性発疹とは
・ウイルスによる感染症の一種
・突発性発疹の主な症状と経過
・(1)突然の発熱
・(2)急な解熱とともに発疹が出現
・(3)1週間程度で完治。跡もほとんど残らない
・咳や鼻水は出るの?
・ほとんどは心配ないが、ごくまれに起こる合併症に注意
・救急車を呼ぶ
・すぐに受診する
・突発性発疹の治療
・医療機関はいつ受診する?
・すぐに受診
・診療時間内に受診
・判断に迷うときは
・まとめ
【医師監修】突発性発疹の症状に咳や鼻水はある? 病気の経過と特徴
この記事の監修ドクター 大越陽一先生
杏林大学医学部卒業、杏林大学医学部小児科学教室任期助教、埼玉県立小児医療センター循環器科医長を経て現在アルテミスウィメンズホスピタル小児科部長。小児科専門医

突発性発疹とは

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まずは突発性発疹にかかる原因、何から感染するのかなどを知っておきましょう。

ウイルスによる感染症の一種

突発性発疹はウイルスに感染することで起こる、感染症の一種です。

主な原因となるウイルスはヒトヘルペスウイルス6型(HHV-6)です。ほかにもヒトヘルペスウイルス7型(HHV-7)など別のウイルスが原因で発症することもあります。基本的にはこれらのウイルスに初めて感染したときに熱や発疹などの症状が出ますが、原因となるウイルスが異なると、複数回発症することもあります。

HHV-6はヒトの唾液中に存在しています。そのためほとんどの場合、母親など周囲の人の唾液を介して感染すると考えられています。

突発性発疹は、約90%が生後半年~1歳の間に発症しますが、それはそのころに母体からもらった抗体(移行抗体)が消え始めるからだといわれています[*1]。

突発性発疹の主な症状と経過

突発性発疹の主な症状や一般的な経過についてまとめました。

(1)突然の発熱

最初の症状は発熱であることが多いです。それまで元気にしていた赤ちゃんが突然発熱し、高熱が3~4日続きます[*1]。生まれて初めての発熱が突発性発疹によるものであることも少なくありません。

(2)急な解熱とともに発疹が出現

高熱が続いた後、4日目ころになると急に熱が下がります[*1]。それとほぼ同時に、おなかや背中などの体幹部を中心に、はしかや風しんのような、小さな発疹が出現し、全身に広がっていきます。

(3)1週間程度で完治。跡もほとんど残らない

さらに3日ほどたつと、発疹がきれいに消えていきます。発疹にはかゆみがないため、お子さんが自分でかきむしることもないでしょう。そのため跡や色素沈着が起こることも、ほとんどありません。
突発性発疹では、高熱が数日続くにもかかわらず、全身の状態は良好なことが多いとされています。発症から完治までは約1週間[*1]。なお、発熱から治るまでの間に、中には軽い下痢を伴うこともあります。

これが突発性発疹の典型的な経過で、後遺症が残ることは基本的にありません。

咳や鼻水は出るの?

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突発性発疹で典型的な症状は、突然の発熱と解熱前後の発疹ですが、発熱だけ、発疹だけが現われることもあれば、発熱中に咳や鼻水などを伴うケースもあります。

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