子育て情報『【医師監修】産後の下痢は何が原因? 自宅でできるセルフケア方法』

2020年10月29日 07:06

【医師監修】産後の下痢は何が原因? 自宅でできるセルフケア方法

産後ママに起こりやすいお通じの問題は?

目次

・産後ママに起こりやすいお通じの問題は?
・産後は下痢しやすい?
・産後の下痢、原因は?
・ライフスタイルの影響
・下痢の原因が病気の場合も
・セルフケアでできること
・下痢のときも水分を控えず、過不足なくとる
・消化のよいものを食べる
・消化の悪い食べ物って?
・刺激物を避ける
・休む時間を意識的にとる
・授乳中、市販の下痢どめ(止瀉薬)は使える?
・まとめ
913610088


出産後の女性に起こりやすい排泄関連のトラブルは「便秘」や「痔」です。
これは妊娠・出産に伴う体の変化から生じるトラブルで、そもそも妊娠中から起こりやすく、出産後も引き続き悩まされるママも少なくありません。
では下痢はどうでしょうか。

産後は下痢しやすい?

1205607452

下痢については、便秘や痔のように体の変化によって生じる「出産後だから起こりやすい」という強い関連性はありません。

たとえば、生理中には生理の仕組みに関係して分泌量が増える「プロスタグランジン」というホルモンの影響で腸が収縮し、下痢しやすくなることが分かっていますが、そのような特定のメカニズムはないのです。

松峯先生:
「産後に下痢が続く場合は、産後のライフスタイルの変化の影響か、感染症などの病気が原因で症状が出ている可能性が高いでしょう。下痢が続いているとしたら、生活が落ち着かず、脱水も心配ですから、早めに対処が必要ですね」

産後の下痢、原因は?

858481994

産後の下痢の主な原因としては、次のようなものが考えられます。

ライフスタイルの影響

1054361688

そもそも産後のママの体は非妊娠時の状態への回復過程にあり、体調万全とは言えない状態です。十分な休養と栄養、睡眠が必要な時期で、特に産褥期(出産後約6〜8週間)は滋養が必要です。
しかし、ゆっくり休んでばかりもいられないママも多いでしょう。家事と育児で無理をしたり、自分自身の食生活がおろそかになったりしていませんか。

睡眠不足が続いたり、不慣れな育児や、生活のリズムの変化などがストレスになっている場合もあるでしょうか。すると自律神経のはたらきが弱り、自律神経失調症状の1つとして下痢や腹部不快感、また便秘も起こりやすくなります[*1]。

下痢の原因が病気の場合も

1084575830


病気が原因で下痢が起こることもあります。代表的なものは感染症(ノロウイルスなど)による胃腸炎や「過敏性大腸症候群(かびんせいだいちょうしょうこうぐん)」です。嘔吐や発熱なども伴う場合は感染症による胃腸炎の可能性もあるので、かかりつけの内科に連絡し、指示に従って受診しましょう。

過敏性大腸症候群は先にも述べた自律神経が関係していて、腸のぜん動運動が激しくなったり、お腹の痛みを感じやすくなったりして、腹痛や不快感、排便トラブルを繰り返す病気です。
最近3ヶ月の間に、月に3日以上連続でお腹の痛みや不快感が繰り返し起こり、次の2項目以上当てはまるときは内科を受診しましょう[*2]。

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
YouTube
YouTube
上へ戻る

Copyright © 1997-2020 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.