子育て情報『【医師監修】産後のイライラ原因と対処法』

2020年10月29日 10:06

【医師監修】産後のイライラ原因と対処法

イライラするのはワタシだけ?

目次

・イライラするのはワタシだけ?
・産後すぐなら「マタニティブルーズ」の可能性大
・ケアや治療が必要なタイミングは?
・日常のイライラ増悪のワケは?
・イライラの背景に何がある?
・ガルガル期って本当にあるの?
・産後1ヶ月以内に急に起こる「産後うつ病」とは?
・病気について知っていることが大切!
・家族の理解、どうやって深める?
・まとめ
1212944547


産後、ちょっとした出来事でイライラすることや、ふとしたきっかけで強い不安に襲われ、そのどうしようもなさにイライラするなどは、多くのママにみられることのようです。
産後に情緒が不安定になるには、いくつかの理由があり、特別に珍しいことではありません。
理由に合った対処をして、ホッと一息つくために、イライラの理由を理解することから始めましょう。
まず、よく知られている「マタニティブルーズ」からおさらいを。自分自身の精神状態や体調などと照らし合わせてみていきましょう。

産後すぐなら「マタニティブルーズ」の可能性大

1197814857


マタニティブルーズとは、産後数日から2週間ぐらいまでの間に出る一過性の軽いうつ状態で、症状が出る期間は3〜10日程度です[*1]。
原因はホルモンの急激な低下や分娩の疲労、生活環境・リズムの変化などが複合的に影響して起きると考えられています。
つまり、産後ママ誰でも起こる可能性がある「生理的な症状」で、日本の発症頻度は30%とされ[*2]、基本的には治療の必要はないとされています。

精神的な症状(涙もろい、イライラ<不安感、焦燥感、緊張感>、抑うつ気分、集中力低下など)と共に、身体的症状(疲れやすい、食欲不振、頭痛など)が出ることも多くあり、忙しくて眠れないのではなく、寝ようとしても眠れない「不眠」を訴える人も少なくありません。

松峯先生:
「マタニティブルーズは産後すぐに症状が出て、短期間で症状が完全に消えます。
なので、産後すぐの軽い心の不調は『原因はマタニティブルーズ』と割り切って、つらくなり過ぎないようにちょっと工夫して、症状が消えるのを待ちましょう。“通り雨をやり過ごす”ぐらいの気持ちでいられればいいですね。雨が降るのは誰のせいでもありませんから。コツは『無理しない』『人に話す』『自分の時間を確保する』です」
ただし、妊娠前や妊娠中にパニック障害やうつ病など精神疾患の診断や治療を受けていた場合は、マタニティブルーズの症状だけではない可能性もあるので、特別に注意が必要です。
精神疾患の既往歴がある場合や、症状が長引く場合は、早めに専門的なケアや医療につながりましょう。

ケアや治療が必要なタイミングは?

マタニティブルーズからうつ病などに悪化した可能性を考える目安は「症状が10日以上続いている場合」です(「産後うつ病」の詳細は後述)。

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
YouTube
YouTube
上へ戻る

Copyright © 1997-2020 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.