子育て情報『【医師監修】新生児の体重減少...原因ってなに?』

2020年10月29日 16:06

【医師監修】新生児の体重減少...原因ってなに?

新生児の体重が減った!これって大丈夫?

目次

・新生児の体重が減った!これって大丈夫?
・生後数日は体重が減るのがふつう
・体重減少の計算方法
・体重減少、心配なのはどんなとき?
・体重減少率が大きいとき
・生後1週間経っても減り続けるとき
・体重が減らない場合もある
・便秘などでは注意が必要
・体重があまり減らない新生児で注意したい症状
・まとめ
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新生児の体重が減るのは生後数日ではよくあることで、生理的なものです。

生後数日は体重が減るのがふつう

赤ちゃんは体に水分を貯えて生まれてきます。生まれてから母乳が充分に出るようになるまで、数日かかるためです。また赤ちゃんのお腹の中には胎便やおしっこも溜まっています。生まれたあとは貯えた水分がおしっこや汗になって排出され、胎便が出ていく一方で、まだ母乳をうまく飲めず、哺乳量は少なめです。また、必要な量を飲めていても、入ってくる量より出ていく量の方がずっと多いので、生後数日は体重が減ってしまいます。

これは「生理的体重減少」と呼ばれ、赤ちゃんのほとんど全員に見られる自然な現象で、多くは心配ないものです。生理的体重減少では、生まれたときの体重から5~10%程度減少しますが、生後7~10日経つと生まれたときの体重に戻ります[*1]。

体重減少の計算方法

体重減少は次のように計算します。

体重減少=生まれたときの体重―現在の体重

また、どのくらい体重が減ったのかがわかる体重減少率は次のように計算します。

体重減少率=[(生まれたときの体重―現在の体重)÷生まれたときの体重]✕100

体重減少、心配なのはどんなとき?

標準的な範囲の減少であれば心配はありませんが、次に当てはまる場合は、授乳方法を見直し、医師の診察を受けた方が良い場合もあります。

体重減少率が大きいとき

妊娠中の経過や出生時の状態はそれぞれなので、はっきり決まっているわけではありませんが、一般的には体重減少率は「10%程度」までは正常範囲と考えることが多いようです。

10%を超える割合で減っていると要注意ですが、すぐに体重が増えていくようであれば、あまり問題はありません。ただ同じ減少率でも、4㎏の赤ちゃんと2.5㎏の赤ちゃんでは影響も異なります。何か対処が必要かどうかは、最終的には赤ちゃんの状態も見て(活気や黄疸の程度など)、総合的に判断されます。体重減少率が気になるときは、入院している医療機関の医師や助産師、看護師に相談しましょう。

母乳の場合、出産したからといって、産後すぐにたくさん出るわけではありません。母乳育児が軌道にのるまでは個人差があるものです。ママは一人で悩まずに、看護師や助産師のアドバイスを受けながらこの時期を乗り越えましょう。

生後1週間経っても減り続けるとき

生後数日を過ぎても体重が増加に転じない場合は、乳汁分泌生成が遅れているか、赤ちゃんが効果的に飲めていない可能性があります。

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