2020年10月22日 14:30
「ママがいい!」そんな時はグミとガチャガチャに頼るパパ #共働き夫婦のセブンルール
スイミングを始めたばかりのときの息子さんは、知り合いがいなくて尻込みしていたけれど、あとから保育園の友だちが入会し、今は楽しみながら通っているそう。
また、順子さんが「自宅用にカルタを購入した」なんてエピソードも教えてくれた。
「保育園でカルタにハマったみたいで、知育にも繋がるかなと思って家用にも買ってみたんです。購入したのは、『都道府県カルタ』というカルタで、“うどん食べるよ 香川県”とか、各都道府県の名産品や観光スポットが書いてあるもの。毎日必ず2、3回やってから寝るくらい、ハマってます」
息子さんのために購入したというカルタ。まだすべての内容は覚えていないものの、好きなフレーズやキーワードがあるカルタは、あっという間に覚えたそう。
とは言っても、カルタは一人じゃできない。習い事を始めたのはいいけれど、親の負担が大きくて続かないというケースもある。私も話を聞いたときは、「4つもの習い事なんて、親が大変そう」と思ったけど、千野さん夫婦は保育園の制度を賢く活用し、可能な範囲で子どもの意見を尊重していた。
順子さんは、こう続ける。「もし息子がほかにも何かやりたがったら、どんどんやらせてあげたい。いろいろなことを経験することで、息子の世界を広げてあげられたらと思っています」。
7ルール-5 徹底的な掃除・整理整頓は夫が担当
「週末のホームパーティに向けて家を徹底的に掃除したり、収納の仕組みや動線を考えたりするのは、夫が上手なんです。私は平日の簡単な掃除や片づけはしますけど、昔から整理整頓が本当に苦手で」
順子さんがそう言ったあとに、「順ちゃんが細かくない、とは言わないけどさぁ」と、無意識に順子さんを普段の呼び名で呼んだ浩二さんは、小さく笑って続けた。
「僕のほうが細かい性格なのかな。調味料とか、薬やマスクとか、何でもカテゴリーを分けて収納したいんですよ。最初に大枠を決めちゃえば、あとは家族がその通りに収納してくれるので」
「細かくないって、おおざっぱってこと?」。笑いながら順子さんが浩二さんに突っ込んでいた。
古い言い方をすると「台所は女の聖域」なんて言葉もあるけれど、順子さんはキッチン収納を浩二さんに決められて、平気?
「本当に使いづらかったら、こっそり調味料の位置を変えることもありますけど(笑)。よく考えられた収納で、“使いづらい”ということがほとんどなくて、文句を言ったりすることはありませんね。
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