焦らずじっくり! トイレトレーニングの方法と目安について
トイレトレーニングとはその名の通り、子どもがトイレで排泄できるようにするトレーニングです。トレーニングとはいえ、決して厳しくする必要はありません。オムツの卒業は子どもによって早い遅いがあるので、子どもの成長に合わせて進めていくことが大切です。今回は、トイレトレーニングの方法やコツをご紹介します。
トイレトレーニングを始める前に知っておきたいこと
初めてのお子さんでトイレトレーニングも初めてというママやパパに知っておいて欲しいポイントは、トイレトレーニングは気長にやるものだということです。赤ちゃんはまだ膀胱が小さいので、反射的におしっこが出てしまうことがあります。成長するにつれて、膀胱は大きくなり、尿意や便意といった脳からの司令を受け取ることができるようになると言われています。成長の早さは子どもによって異なりますので、焦らずじっくりトイレトレーニングに取り組みましょう。
トイレトレーニングをスタートする目安
トイレトレーニングを始める時期の目安として、三つのポイントがあります。一つ目は一人歩きがしっかりできていることです。ハイハイの段階では、トイレに行くのはまだ難しいためです。一人で歩くことができるようになったらトイレトレーニングを始める頃合いと言えるでしょう。二つ目は、ママやパパの言っていることがある程度は理解できており、簡単な受け答えができていることです。ママやパパに言われたことがわかっていると、始めやすいです。三つ目のポイントはおしっこの間隔があいてきていることです。おしっこの間隔があいているということは、膀胱に尿を貯めることができ、なおかつ子ども自身が尿意を感じているケースが多いからです。
この3つのポイントが、トイレトレーニングをスタートする目安といえます。
トイレトレーニングのコツ
トイレトレーニングで大切なのはトイレという場所自体に慣れさせることです。最初は、トイレがどんな場所なのか子どもにはわかりません。出そうなタイミングを見計らって、トイレに座らせてみたり、抱いて促してみるといいでしょう。それから、朝起きたタイミングやお昼寝のタイミングでトイレに連れて行きましょう。一度トイレやおまるでの排泄ができるようになると、少しずつ変化が見られます。そわそわした態度や急に動きが止まったときは尿意を感じていることが多いので、「トイレ行く?出るかな?」と誘って一緒にトイレに行きましょう。