子育て情報『節税にはならない?「ふるさと納税」の本当のメリットとやり方ガイド』

2019年9月25日 00:00

節税にはならない?「ふるさと納税」の本当のメリットとやり方ガイド

の佐賀県上峰町の返礼品(寄附額30,000円)、「佐賀牛」ロースしゃぶしゃぶ用500g。なんと、控除上限額内の寄附ならこれを実質2,000円でゲットできます。

注意するべきなのは、ふるさと納税で控除額される額よりも支払うべき税金の額が低ければ、負担額が2,000円を超えてしまう可能性があること。上限額は所得によって変わりますが、たとえば前年よりも今年の所得が減っている場合、前年の所得を参考に設定した上限額だと高すぎることがあるのです。2,000円以上の出費を避けたい場合は、寄附の限度額を守りましょう。

もちろん、ふるさと納税の魅力は金銭的に損をするか得をするかということ以外に、地域の活性化を願う思いも大切です。上記の点を理解した上で、楽しみながらふるさと納税を利用できると良いですね。

自分の場合はいくら?年収や家族構成でも変わる控除の上限額

ふるさと納税の返礼品を探す前に、まず自分はいくらまでの寄附であれば2,000円の自己負担額を守れるかを調べておくと安心です。
受けられる還付・控除の上限額は年収や家族構成によって変わります。

例えば、年収400万円の独身者または共働きの方であれば控除上限額の43,000円まで寄附ができ、41,000円分が所得税や住民税から還付・控除されます。ご夫婦で暮らす年収600万円の方は68,000円、妻と中学生のお子さん1人を扶養している年収700万円の方であれば77,000円が目安です。

https://www.furusato-tax.jp/about/simulation

ふるさと納税での還付・控除の限度額を計算するにはシミュレーションツールが簡単です。ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」では家族構成と年収を入力するだけで計算できる「かんたんシミュレーション」と、社会保険料や医療費控除、住宅ローン控除なども含めて計算できる「詳細シミュレーション」があって便利ですよ。

どんなものがもらえる?おすすめの返礼品

ふるさと納税の醍醐味といえば、なんといっても「返礼品選び」ですね。その種類は多岐にわたり、お肉・お米・ビール・野菜・スイーツ・伝統工芸品などさまざまな商品が用意されています。食材はもちろん、子育て世帯には子ども服やおもちゃなども人気です。
今回は、納税サイト「さとふる」から、人気のお礼品例をご紹介します。

大サイズ国産うなぎ蒲焼2本セット/和歌山県有田市(寄附金10,000円)

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