【#1】ママをとらないで…!泣きわめいていた上の子がお姉ちゃんとして成長していく姿に感動byおおもりなつみ
登場人物
ママ/なつみ:とにかく面倒くさがり屋のB型
パパ/ゆたか:女子力高い雑学王な子煩悩がすぎるパパ
さっちゃん:2017年7月生まれ。お歌大好き元気で明るい気分屋さん
れーちゃん:2018年11月生まれ。お姉ちゃん大好きパパっ子。お姉ちゃんに冷たくされると大泣きなちょっと大袈裟さん
妹が生まれて
1歳4ヶ月でお姉ちゃんになったさっちゃん。突然家にやって来たれーちゃんにどう接して良いかわからず戸惑っているようでした。
れーちゃんは生まれたばかりなので、おっぱいを飲むか、寝るか、泣くか。毎日その繰り返しでした。
さっちゃんもまだまだ赤ちゃんなのにいきなりママを取られて悲しい気持ちになったと思います。
授乳中、抱っこしておっぱいをあげるときが一番やきもちを妬いているようでした。
私がれーちゃんを抱っこすると、すぐさま阻止しにきました。
まだ言葉も上手く話せない時期。
ヤダヤダ抱っこしないで!という気持ちを泣きながら全身で訴えてきました。
そんなさっちゃんの姿を見るのが何よりも辛かったです。
「まだまだべったり甘えたい時期に思いっきり甘えさせてあげられない。」「次の子を産むのが早すぎたかもしれない。」と思ってしまったこともありました。
ふたりが泣いているのを見て私も涙がこらえきれず、三人でわんわん泣いてしまったときは、帰って来たパパに心配をかけてしまいました。
それから私は日々ネットで年子育児のことを調べ、「とにかく上の子を優先するべし!」という情報にいきつき、実行しました。
れーちゃんが泣いたら、おむつを替える、授乳する、れーちゃんの不快感をとって安全を確認した上で、さっちゃんをずっと抱き締めていました。
また、何をするにもさっちゃんの了承を得ることにしました。
「れーちゃんのおむつ替えてもいい?」「れーちゃんお腹すいたのかな?」「れーちゃんが泣いてるね?どうしたのかな?」など、必ずさっちゃんに聞いていました。
パパがいるときは、パパにれーちゃんを見ていてもらい、さっちゃんとふたりだけでたくさん外に遊びにいきました。これにより、さっちゃんにはママのことを独占できるという安心感をもってもらえたと思います。
そうしている内に、少しずつ変わっていったさっちゃん。
れーちゃんを受け入れることができていったのかもしれません。
おむつをもって来てくれたり、捨てにいってくれたりたくさんお手伝いをしてくれるようになりました。