子育て情報『柔軟な発想力は柔軟な働きかたから生まれるWomanWillサポーター企業「株式会社スペースタイム」』

2016年8月20日 12:06

柔軟な発想力は柔軟な働きかたから生まれるWomanWillサポーター企業「株式会社スペースタイム」

同社は2014年10月から小さな子どもがいる社員などが時間に縛られずに働くことができる「専門業務型裁量労働制」を導入しました。実はそれ以外に特別なことはしていません。 「実績さえ出せば自由」という一見厳しい空気が、ママにも子どもたちにも自由を与えてスペースタイムをひとつの家族のようにしてくれた、と中村景子代表取締役社長はお話しして くれました。

目次

・理系女子が活躍できるサイエンス・コミュニケーションという領域
・働きかたを自由にすることで、『いまの自分』にとってベターな時間の使い方を
・自然に大人と子供、子供と子供が関係し合うオフィス


柔軟な発想力は柔軟な働き方から生まれる WomanWillサポーター企業「株式会社スペースタイム」

社員の皆さんとの集合写真。前列左から2番目が中村社長

「Women Willレポート」バックナンバー

第1回:働くママだけじゃない。Google が目指すのは、誰もがHappy に働ける社会

第2回:「子連れ出勤」がもたらすかけがえのない“体験”とはWomenWillサポーター企業「ソウ・エクスペリエンス株式会社」

理系女子が活躍できるサイエンス・コミュニケーションという領域

中村さん:

スペースタイムが手がけている「サイエンス・コミュニケーション」とは、大学や研究機関 の扱っている情報を紙やWeb、イベントなど様々な形で一般の方に分かりやすく届けるという仕事です。そのほか、子どもたちが楽しくサイエンスを学べるようなサイエンス&プログラミング教室も開催しています。

いま、社内には9名の社員がいますが、7人が女性。
大卒3名、修士4名、博士2名と全体的に高学歴の社員が多いですね。弊社のスタッフには先端的で難解なサイエンスを理解して、それを様々なメディアを使って表現することが求められます。分かりにくい内容を誰にでも理解できるように翻訳できるようなセンスが必要なんです。

女性の場合、博士号や修士号をとっても、なかなか研究機関や大学など研究の世界で職を得ることは難しくて、せっかく興味を持って学んだり経験したことを仕事に活かせずにいるのが現状です。そういった女性にとって、サイエンス・コミュニケーターという職業が一人ひとりの学びを活かせる新しい仕事になればと考えました。

働きかたを自由にすることで、『いまの自分』にとってベターな時間の使い方を

柔軟な発想力は柔軟な働き方から生まれる WomanWillサポーター企業「株式会社スペースタイム」

保育園お迎え後にオフィスに戻って仕事することも。

専門業務型裁量労働制を導入したのは、2年前。それまでは一般的な会社と同じで勤務時間が決まっていました。
でも、どうしても残業問題が発生してしまうのが悩みでした。能力があってテキパキとクオリティの高い仕事をこなしていく人より、長時間働いている人のほうが仕事をしているように見えてしまうことがありますよね。

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