2016年8月20日 12:06
柔軟な発想力は柔軟な働きかたから生まれるWomanWillサポーター企業「株式会社スペースタイム」
年齢が高い子どもが小さい子どものお世話をしたり、他の社員が相手をしたりするのは弊社にとっては当たり前。時間帯によってはオフィスが児童館のようになっています。年代の違う子ども同士で遊ぶ機会ができるのも良いところだと思っています。サイエンス教室で使っている道具で遊んだり、開発中のものを試しに使ってもらったりすることもあります。スペースタイムをひとつの家族のように、子どもたちと親にとって過ごしやすい環境にしていきたいと考えています。
裸足でもOKなオフィス。サイエンスの勉強も自然とできる。
会社で働く側、社員を雇う側、しばしば対立してしまうことがありますよね。
でも、社員も経営者もひとつの家族として考えてみて欲しいです。家族ならみんなが幸せになるにはどうしたらいいのかを考えていけます。いまの環境は完成形ではない、ひとりひとりの事情を考慮しつつ、柔軟で有意義なスタイルを選ぶことができるんです。みんなが仕事を長く続けら れるように、お互いの状況を思いやれるチームであったら嬉しいです。
ライター所感:
周りの働くママの多くは、働ける時間に制限があるため、「もっとやりがいのある仕事を任せてほしい」「もっと稼ぎたい」というジレンマを抱えています。反対に、残業バリバリで働いているママは、子どもと過ごす時間がなくて罪悪感を抱えていたり…。スペースタイムのように、時間に縛られない代わりに、実績に応じた評価が得られる職場が増えれば、「子どもがいるとキャリアを積めない」とか「経済的な事情で子どもは生めない」という声も少なくなるかなぁと思いました。(ライター 柏木)
お互いの子供の顔を知っていることは一緒に仕事する上でも、自然とお互いに思いやりが生まれそうですね。
母であり、妻であり、女であるなんてよく言われることですが、女性に限らず誰もが、あらゆる面を持った存在なのに、働いてるとそのこと忘れられがちです。スペースタイムのようにそんな多面性を受け入れて、従来の働き方に捉われない企業が増えていくといいなと思いました。(編集 村上)
株式会社スペースタイム
「Women Willレポート」バックナンバー
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ライター:柏木 真由子
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