子育て情報『幼児食でやりがちなNG習慣と注意が必要な食べ物』

幼児食でやりがちなNG習慣と注意が必要な食べ物

2017年5月7日 11:00
 

目次

・こんなことに気をつけて!やりがちなNG習慣
・ダラダラ食べ、チョコチョコ食べ
・食べすぎ
・市販のお菓子
・野菜ジュース
・実はNG!注意が必要な食品
・生ものは何才から食べられるの?
・6~8才になってようやく「大人とほぼ同じ」
・年齢ごとの内臓機能とかむ力の発達
幼児食でやりがちなNG習慣と注意が必要な食べ物


この時期はまだ大人とまったく同じものは食べられません。なぜなら内臓機能もかむ力もまだまだ未発達だから。また小食だったり、好き嫌いがあったりで、エネルギーや栄養を補おうと、ついおやつやジュースに頼ってしまうことも……。幼児期にやりがちなNG習慣と注意が必要な食品を管理栄養士の牧野先生に、子どもの内臓機能やかむ力の発達について小児科教授の清水先生にうかがいました。

こんなことに気をつけて!やりがちなNG習慣

小食を気にしたり、野菜を食べてくれないからといって、おやつ菓子やジュースを多用していませんか?やりがちなNG習慣に気をつけて!

ダラダラ食べ、チョコチョコ食べ

虫歯をつくりやすいのは、糖分そのものよりも、ダラダラ、チョコチョコ食べ。食べたあとは必ず歯みがきを。歯みがきできないときは、最後に水かお茶を飲ませて口の中のお掃除をしましょう。

食べすぎ

小食を心配して、栄養満点の甘いおやつをたっぷりでは、ますます食事が進まず、悪循環に。食事を与えるタイミングや活動量を見直して、食事をきちんと食べられるように工夫することが大事です。

市販のお菓子

幼児向けに作られたおやつ菓子は、子どもの健康に配慮して作られていますが、一般市販品はそうとは限りません。スナック菓子など袋ごと渡すのはやめ、量を決めて器に入れて食べさせましょう。

野菜ジュース

市販の野菜ジュースは清涼飲料にくらべれば、栄養的にはおすすめですが、果汁や甘味料が含まれているので、野菜がわりに多用するのはやめましょう。

実はNG!注意が必要な食品

幼児期は、「大人とまったく同じ食事」というわけにはいきません。特に3才ごろまで注意が必要な食品は、塩分、油分が多いもの、食中毒の心配があるもの、かみにくいもの、誤嚥の心配があるものなどです。

生ものは何才から食べられるの?

食中毒の心配がある生ものは、幼児期において実はNGな食品。2才代から「様子を見て、少量ずつ」が基本です。

刺し身
細菌感染による食中毒が心配されるので、1才代は食べさせない。2才ごろから、新鮮なやわらかい魚を少量ならOK。生卵
生卵は細菌感染による食中毒が心配されるので、2才ごろまでNG。半熟卵は1才半以降、様子を見ながら少量ずつ与えても。

いか・たこ
幼児期はいずれの年齢でも生はNG。加熱しても、弾力がありかみ切りにくいので、1才代は与えない。2才以降、食べやすく刻んで少量ずつ。

6~8才になってようやく「大人とほぼ同じ」

「何才になったら大人と同じものを食べられるの?」と気になるママたちにとって「6~8才ごろ」は意外かも。しかし、小学校入学のころまでは内臓機能やかむ力の発達に見合った食事が必要で、それが離乳食とその続きの幼児食。いわばすこやかな成長のベースとなります。

年齢ごとの内臓機能とかむ力の発達

【幼児食期】

●1才6カ月ごろ
離乳食は卒業して幼児食へ。上下の奥歯が生え始め、そろそろ乳臼歯で「かみつぶす」こともできるようになります。手づかみ食べがじょうずになるので、スプーンの練習を。小腸や免疫の機能が発達して、食物アレルギーが改善することも。

●3才ごろ
乳歯が生えそろって乳臼歯がかみ合うようになり、かための食べ物をかみつぶす練習ができます。さまざまな消化酵素の分泌も大人に近づき、腸粘膜のバリアも大人並みに完成するため、食物アレルギーを起こしにくくなります。

【だんだん大人と同じに】

●5才ごろ
好き嫌いの増える時期ですが、いつの間にか食べるようになるので食卓に並べ、大人がおいしそうに食べて見せて。食べる量は個人差が目立つころです。はしをじょうずに使える子もいますが、無理じいしないで長い目で見守って。

●6〜8才ごろ
デンプンの消化酵素を含むだ液量は学童期に大人並みに。腎臓機能もようやく完成。造血作用や解毒作用など重要な働きをする肝臓は8才ごろに成熟し、大人並みに。生ものも食べられるようになります。ただし、かむ力が大人に近づくのは永久歯が生えそろう11才ごろ。

イラスト/藤井 恵
出典:Baby-mo(ベビモ)※情報は掲載時のものです

監修

牧野直子(まきのなおこ)先生管理栄養士。料理研究家。ダイエットコーディネーター。乳幼児健診などで食生活についてのアドバイスを行う。多くの乳幼児とその家族に接した経験とご自身の子育て経験とにもとづいて考案された、家庭で作りやすいレシピ、的確なアドバイスが好評。料理教室やテレビの料理番組などでも幅広く活躍している。「スタジオ食」代表。

監修

清水俊明先生(順天堂大学医学部小児科教授)天堂大学医学部卒業、同附属病院小児科に入局後、小児の栄養と消化器に興味を持ち、大学院および、スウェーデン、オーストラリアへの留学を経て現在に至る。現行の厚生労働省発表「授乳・離乳の支援ガイド」作成メンバー。

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