山田ローラさん 妊娠34週で破水! 双子のお産は、ふたりめ誕生直前で子宮口が閉じてしまい…… ~mama’s LIFE Vol.8 第2回~

2017年6月12日 19:00
 



モデルとして数々の広告やCM、雑誌で活躍する山田ローラさん。2015年にラグビー日本代表の山田章仁選手と結婚後は、情報番組やバラエティにも出演。公私共に充実の日々を送るなか、昨年9月に双子の赤ちゃんを出産しました。山田ローラさん第2回目は、前回のプレママ時代に続き、出産エピソードをお話しいただきます。想像をはるかに超えたお産ストーリーは必読です!

破水はまるで滝のよう! タオルを太ももにはさんだまま夜中の病院へ



妊娠初期はつわりに苦しみ、安定期に入ったと思ったら、今度は原因不明の顔面麻痺に。次々と起こるトラブルにも負けず、前向き&笑顔で妊娠生活を送ったローラさん。双子の場合はお産が早まるケースが多く、ローラさんの場合も34週でその日をむかえました。

「1カ月くらい前からおなかが張ることが多かったんです。そのころ双子の体重はあわせて5000g弱。産婦人科の先生から『あまり動かないで』と言われるくらい、おなかが大きくなっていました」

健診で「子宮口が1cm開いているから、極力歩かないようにして」と医師に言われたその日の夜中、破水からお産が始まりました。

「夜中の3時くらいにトイレへ行ったのですが、そのあとすぐ『またトイレ?』と思うような違和感があり、ベッドから立ちあがった瞬間に破水しました。少しずつとかではなくて『ドバーッ』という感じで出てきたので『これは破水だ!』ってすぐ気づいたんです」

破水したときは「意外と冷静だった」というローラさん。妊娠28週から用意していた入院バッグを手にとり、流れ出てくる羊水をバスタオルでせきとめながら、両親が出発できる準備がととのうのを、トイレで待っていました。

「タオルをはずしてしまうとどんどん流れ出てしまうので、はさんだままで移動しました。両親が車で病院まで送ってくれたのですが、出産した総合病院は、駐車場から産婦人科棟までが遠いんです。夜間だから車椅子はどこにも見当たらないし、タオルをはさんだままよちよち歩いていました(笑)」

入院したときには子宮口は2cm開いていて、おなかの赤ちゃんたちは2人とも頭が下がってきていたため、促進剤を打ってお産にのぞむことに。無痛分娩を選んでいたので、陣痛の痛みが限界になったら局所麻酔をする予定になっていました。

「ところがなかなかお産は進まず、子宮口も開かないまま。麻酔を入れるタイミングを知らせてほしいと先生に言われていましたが、どれくらいが陣痛の頂点なのかがわからないんですよね。『もしかしたらもっと痛くなるかもしれない』と、ガマンし続けていたのですが、とうとう痛みで体が震えるくらいに。看護師さんに『そろそろいいんじゃないですか』と言われて麻酔をしました。それからは余計な力が抜けたのか順調に進み、とくに分娩室に入ってからは早かった! 数えるほどしかいきまず、分娩台に乗って15分くらいで長男が生まれました」

夜中に入院し、長男となる赤ちゃんが誕生したころには夕方になっていました。長時間の陣痛を乗り越えた感動のひとときのはずですが、ローラさんは幸せを噛みしめるような状態ではありませんでした。

「生まれる! という瞬間に、なんと麻酔が切れてしまったんです。『まずい!』と思ったのですが、どうにもならず……。無痛分娩のはずなのに、赤ちゃんが出てくるのも会陰が裂けるのも、ハッキリわかりました(笑)」

ふたりめは緊急帝王切開。記憶は途中で途切れ……



長男が無事誕生し、次は長女となるふたりめのお産。長男のときと同様、普通分娩で出産するはずでしたが、突然分娩室の中がざわつき始めます。

「『さぁもうひとり!』といきんでも、さっきとは何かが違うんです。私はそのときはわからなかったのですが、どうやら子宮口が閉じてしまったようなんです。先生たちはバタバタし始め、お産に立ち会っていた母親は分娩室から出されてしまうし、何が起きているのかわからないまま。そうこうしている間に長女の心拍数が低下してきてしまい、緊急帝王切開で出産することになりました。すぐに始まったのですが、先生や看護師さんたちは、まだ麻酔が効いていると思っているんです。少しおなかを切られた瞬間、あまりの痛みに『ギャーッ!』と大悲鳴! そこで先生たちも『まさか麻酔が切れてる!?』と気づいて。一刻を争う状況だったため局所麻酔ではなく、全身麻酔をすることになりました。」

ふたりめの出産の記憶があるのはここまで。緊急帝王切開になるなど、予想外のお産ではあったけれど、無事双子のお産を終えたローラさん。目覚めたのは、お産を終えてから6時間後、夜中の12時でした。

「目覚めたときには病室にいました。産後のリカバリーは通常2時間程度と言われていましたが、私の場合は6時間かかったようです。意識が朦朧として息苦しいような状態だったのですが、何よりも双子のことが心配で早くふたりの顔を見たかった。そんな私の様子を見て先生が『特別だよ』と、ベッドごと赤ちゃんのいるNICU(新生児集中治療室)へ連れて行ってくれ、はじめてふたりを抱っこできました」

妊娠中は不安だらけ。でも「調べすぎない」ことも大切!



日本にくらべ欧米のお産は入院期間が短め。ローラさんは帝王切開をしたにもかかわらず、入院から3日後には退院することになりました。

「おなかの傷の痛みもありましたが、『血液のめぐりがよくなるから』と看護師さんに促され、翌朝には歩いてトイレまで行きました。そのときは痛みよりも子どもたちに会いたい気持ちのほうが強かったので自分で車椅子に乗ってNICUへ。先生からは『自分のベッドに戻ったほうがいい』と言われたこともあったけれど、とにかくそばにいたくて。沐浴も自分から『やらせてください』とお願いしました」

破水から始まり、促進剤、陣痛、麻酔、自然分娩、帝王切開とフルコースで経験。「壮絶」という言葉では足りないほどのお産を振り返りながら、『今考えれば結構大変でしたね(笑)』とあっけらかんと笑うローラさん。一番しんどかったのは? という質問にはこんな答えが。

「お産も大変だったけれど、入院したときに点滴を3回くらいやり直したことかな。何度も針を刺してもなかなか血管に入らなくて。それが一番痛かった(笑)。お産は何があるかわからないし、妊娠生活は不安なことばかりだけど、これから出産されるプレママさんたちは、あまりネットなどで検索を『しすぎない』でほしいです。私は双子だったのもあり、妊娠中は検索魔と化していました。でも調べすぎた結果、不安が増したり、暗くなったりしていたんです。心配事があったら、通っている病院や産院の先生に直接聞くのがいちばん。そんなふうに先生に何でも聞ける信頼関係も築いていけるといいと思いますよ!」

(第3回に続きます)

山田ローラさん1988年9月23日生まれ。山梨県/アメリカアイオワ州出身。アメリカ人と日本人のハーフ。2011年、アイオワ大学卒業後、日本にてモデルデビュー。広告やCMのほか、雑誌など幅広く活躍。2015年3月にラグビー日本代表の山田章仁選手と結婚。結婚後は、「踊る!さんま御殿!!」「ヒルナンデス」などのバラエティ・情報番組にも出演。2016年9月、長男のブライス光一郎くん、長女のグレース桜子ちゃんの双子を出産。現在、仕事をしながら日本とアメリカを行き来する生活を送る。アスリートフードマイスター3級、ヘルスコーチングの資格を持つ。山田ローラ公式ブログhttp://lineblog.me/elinasilka/インスタグラム https://www.instagram.com/lauraelinas/?hl=ja

撮影/羽田徹(biswa.) ヘア&メイク/要海奈々 取材・文/長澤幸代

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