こんにちは。臨床心理士の今井千鶴子です。
みなさんのお宅に図鑑はありますか?
もしかしたら、図鑑に対して、”ちょっと難しい”というイメージをもたれ、敬遠しているママもいるかもしれません。
私も以前は図鑑に対してなんとなく近寄りがたい印象をもっていました。
でも今では、私の図鑑へのイメージは“難しい”から“楽しい”に180度変わりました!
図鑑を活用することによって、子どもたちが“楽しく学べる”ことを実感しています。
そこで今回は、親子で楽しめる図鑑についてご紹介します!
●図鑑の魅力
図鑑にはさまざまなよさがあります。
その1つが、学校で授業を受ける前に“なにげなく”学べることです。
たとえば、学校で『川』の勉強をする時、地球で最も長い川が”ナイル川”であることを知っていたら、お子さんの授業への関心はずいぶん変わってくると思います(地球で最も長い川については、『いちばん!の図鑑(今泉忠明 (監),2010 )』や『信じられない現実の大図鑑(ドーリング・キンダースリー(編),2014』の中でも紹介されています)。
多くの子は、自分の知っていることが授業で出てくると「知ってる〜!!」とワクワクします。
また、他の子が知らないことを知っていると、勉強への自信にも つながります。
そのワクワクや自信が、「もっと知りたい」といったさらなる知的好奇心を引き出して いきます。
●図鑑を読み始める時期
それでは、図鑑を読みはじめる最適な時期はあるのでしょうか?
図鑑によっては、対象年齢が明記されているものもありますので、それも1つの目安になるかと思います。
ちなみにわが家の場合は、夫の提案で長男が2歳の時、動物図鑑デビューをしました。
正直なところ、その時の私は「2歳で分厚い図鑑は早いのでは?」と思っていたのですが、結果的には大正解でした!
動物の写真(イラスト)を見て十分楽しむことができました。
また、わが家は2歳差兄弟のため、必然的に次男は0歳で図鑑デビューをしたのですが、一緒に楽しんでいました。
ただ、分厚く重い図鑑をお子さんに与える場合、安全面には十分に気をつけましょう。
●さまざまな図鑑
定番の図鑑からマニアックな図鑑まで、驚くほど多くの図鑑が刊行されています。
お子さんによって興味の対象はさまざまですが、ここでは私がこれまで読んだ中からいくつかの図鑑をご紹介します。