一生のお願い?!「じいじばあば」に子どもの世話を頼む時の注意点
こんにちは。メンタルケア心理士の桜井涼です。
子どもの世話をお願いする人の1番目に該当するのは、「じいじばあば」ではないでしょうか。
私も子どもたちが小さい時は、自分の親や義父母をものすごく頼りにしていました。
しかし、「じいじばあば」だからお世話を快諾して当たり前なんてことはありません。かわいい孫の面倒を見ることが苦痛に感じたり、嫌だと思ってしまったり することがあります。
お願いするときのポイントを抑えておくと、快く引き受けてくれるはずです。
●感謝の気持ちをねぎらいの言葉で
すでに、「ありがとう」とは言っているでしょう。
ただ、感謝の気持ちは、「ありがとう」だけでは足りない場合があります。
そんな時に必要なのは、ねぎらいの言葉 です。
・「疲れたでしょう、大丈夫?今日は本当にありがとうね。」
・「いっぱい遊んでくれてありがとう、○○も私もお世話になりっぱなしで感謝してます。」
・「○○の成長に関わってくれていることがうれしい。」
・「じいじ(ばあば)も大変なのに面倒を見てくれて助かったよ。」
などです。
気持ちを言葉にしてあげると、お世話したことが報われたように感じる ものです。
●手土産に気持ちを込める
手土産というのは、大がかりなものではありません。
ちょっとしたときに食べられるようなものや、親の好物などです。手土産というよりは、ちょっとした気遣いです。
お金を払って面倒をみてもらっているわけではありません 。
だからこそ、感謝の気持ちを物で表すとまた違って見えるものです。
●親だからこそのコミュニケーション
子どもの状態、体調だとか食欲だとか、やって欲しくないことなどをしっかりと話しておきましょう。
たとえば、
「○時を過ぎたら食べさせないでほしい。」
「夕飯を食べさせてくれると助かります。」
「予防接種をしたばかりだから、外遊びを控えたい。」
「本の読み聞かせを頼みたい。」
など、お願いしたいこと・したくないことがいろいろあるかと思います。
親だから言わなくてもやってくれる・わかってくれるということはありません 。
もめ事のタネにならないためにも、コミュニケーションを取ることを大切にしてみてください。うまくいくようになります。
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じいじばあば世代は、孫の面倒をみることを嫌がっているわけではありません。