超絶ブラック?バイトを探す人に読んでほしいアルバイト探しの知恵
こんにちは、海外在住プロママライターのさとうあきこです。
職場には、正社員という太い中心柱が存在し、アルバイトやパートはそれを支える補助的役割を担ってきました。
ところが、近年のアルバイトは、正社員並みの重責を押し付けられる傾向が強くなり、学生であればその本分である学業に大きな影響が出るほど過酷な労働条件下で働く例が増えています。それこそが『ブラックバイト』です。
万一あなたのアルバイト先がブラックだったとき、どう対処すればいいのか、味方になってくれる法律と一緒にご紹介 します。
●1.ブラックバイトの問題点って何?
ブラックバイトは、そこで働くアルバイターたちに過剰な責任を押し付けるだけでなく、契約書でしばりつけ、アルバイトを辞めることさえ難しい泥沼へと追い込んでいくこともあります。
まず、多くのアルバイターたちはアルバイトの契約書を熟読せずにサインしがちです。
ブラックバイトはそれを見越して、労働法に触れる内容をも盛り込んでいることがあります。
そして、その契約内容に見合わないアルバイターの行動に対して、損害賠償を求めてくることさえあります 。
労働時間を変更したり減らしたりすること、労働内容の見直しを求めること、辞めることさえも、損害賠償の対象とされる場合があるのです。
さらには、世の中にこのようなブラックバイトがあまりに多く横行しているため、アルバイターたちは自分のバイト先が”ブラック”であることに気づかず 、一つのブラックバイトを辞めても、またブラックバイトにハマるという悪循環に陥ってしまいがちなのです。
●2.要チェック!アルバイトを決めるその前に確認しよう①~③
そのアルバイトがブラックかどうかは、アルバイター本人に見極める目を持つ必要があります。
そして、不当な扱いを受けたなら、それを証明する必要も あります。
①口先や広告内容に騙されず、募集内容、労働条件は契約前にきっちりと確認して、そのコピーを必ず保管しておくことが大切。
契約において、口約束は一切通用しません 。必要な条件や内容は、アルバイター側から申し出て契約書に記載してもらいましょう。
②自分がどれだけの時間・どれだけの労働を行ったのか記録を残しましょう。タイムカードや勤務表などを自分のためにコピーしておく、毎日自分の労働内容を時間経過とともに細かくメモしておく、給料と明細と労働内容の照合を欠かさない などが大切です。