少しの間、ヒールとヒラヒラのスカートはクローゼットに眠っておいてもらいましょう 。
●自由時間が貴重に
『産前はゆっくりテレビドラマを観たり、風呂に入ったり…むしろ時間を持て余していたぐらいだが、今は私の姿が1秒でも見えなくなるとギャン泣きする赤ちゃんとずっと一緒。風呂はシャワーで2分が限度。旦那に預けて近所のコンビニに10分一人で行けただけで泣けてきた』(20代女性/育休中ママ)
『とにかく今まで普通にできていたことが何倍もの労力と時間がかかる。赤子と買い物行っても、その食料を冷蔵庫に入れる時間すら赤子は私に与えてくれない。そのため抱っこひもで抱っこしながら、冷蔵庫に入れるので疲れはハンパない。そして抱っこしながらそのまま料理…。またトイレもゆっくり入れないから便秘にもなる』(30代女性/パート)
独り身の時は自分のしたいことをしたい時にでき、1人の時間が嬉しい、という感情なんて全く感じなかった自分。
こんなにも一人の時間って貴重だったんだ、と1分単位の自由時間を心から有難く思えるように なった、というのも産後アルアル。
特に人見知りが激しい赤ちゃんを持つと、ママじゃないと絶対ダメ、と、寝ている時以外は赤ちゃんがずっと上や横に張り付いている状態に。
赤ちゃんに好かれるのは嬉しいことですが、やはり大変。
でもママもその状態だんだんと慣れてきて、時間を効率よく使うテクニックも覚えてくるようになりますよ。
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独身時代の自分とママになった自分の変化に時には嬉しかったり、時にはフラストレーションを感じたり。
でもやはり得られるもの方が失うものより断然多いから育児を頑張れちゃうのがママというものなのでしょう。
●ライター/とも
●モデル/倉本麻貴