気になる第1位は?『いい夫婦の日』アンケートからわかる“夫婦円満のために大切なこと”7選
こんにちは。コラムニストの鈴木かつよしです。
毎年11月22日の「いい夫婦の日」は、ここ数年ですっかりお馴染みになってきたような気がします。
「“いい夫婦の日”をすすめる会」が2017年11月20日に公開したアンケート調査報告書によりますと、“夫婦円満のために大切なこと”として上位に入ってくる事項は“スキンシップ”や“愛情を口にする”ではなく、もっと素朴で夫婦それぞれの人格にかかわるような事柄でした。
2018年に夫婦生活30年目を迎える筆者の眼で上位7選に入った項目について考察し、夫婦が円満であるために大切なことは何か をみなさんと一緒に考えてみたいと思います。
●第7位:約束を守る
既婚者の31.7%が「夫婦が円満であるために大切だ」と思い、前年度の第9位から2段階ランクアップ した事柄は「約束を守る」でした。
これはまあ、夫婦でなくてもあらゆる人間関係において大切な基本中の基本ですので詳しいコメントは割愛させていただきます。
●第6位:二人で出かける/二人で散歩する
既婚者の33.4%が「大切だ」と思っていますが前年度の第5位からは1段階ランクダウンしたのが「二人で出かける/二人で散歩する」でした。
これについて筆者は、今のわが国では夫婦二人で頻繁に出かけたいのはやまやまでも経済的・時間的な事情がそれを許さない のではないかと思っています。
経済的にそこそこの人は時間がなく週末はクタクタ。
時間的に余裕のある人は金銭的にそんなしょっちゅうお出かけする金銭的な余裕なし。これが現実ではないかと思うのです。
●第5位:我慢しない(不満をためすぎない)
既婚者の39.2%が「大切だ」と思い前年度の第6位から1段階ランクアップしたのは「我慢しない(不満をためすぎない)」でした。
これは、至極大切です。筆者も本当にそう思います。
パートナーに何か不満があるときには我慢しないで 言いましょう。
それが原因で喧嘩になる場合もありますが、そんな言い合いも夫婦だからこそできることなのです。
口に出して話し合うことによって、より良い方向へ向かうための知恵が生まれます。
言わないで我慢し、ためすぎるとかえって大事(おおごと)になって行くものです。とくにパパの方に求められるのはママが臆することなく小言を言うことができる雰囲気づくりを日ごろから心がける こと。