タクシー料金改正から間も無く1年。高い?安い?巷の声を聞いてみた
2017年1月30日より始まった、タクシー料金の引き下げからもう少しで1年が経とうとしています。
東京23区、武蔵野市、三鷹市限定で、タクシーの初乗り料金が730円(2.0km)から410円(1.052km)に引き下げが行われ、乗車する側としては短距離をさらに気軽に乗れるようになった反面、長距離では割高になる価格設定になっています。
実際にタクシーを利用するようになったのか、聞いて来ました。
●料金改正に賛成の声
『本当に駅と駅の間とかに向かうのには好都合。池袋のサンシャインとかね』
『ビジネスでどうしても、というとき。ポケットマネーでも楽したいときに使えています』
『天気が悪い時は冬なんかは、最寄駅から家までで使いやすくなりました』
『夜遅くなる時は夜道も…と思って使っちゃう』
『最初はタクシーなんて全然だったけど、一回乗ってしまうと本当に楽で』
『会社の帰り、同じ方向の同僚と相乗りすればかなりやすくなるのでたまに使ってます!』
などなど、今まではそんなに使わなかった人やビジネス、旅行など幅広い世代で短距離の移動に使われているようです。
●料金改正に反対の声
『タクシーで出勤することを考えていると結局相当の値上げになっている』
『ワンメーターで乗ろうとするといつも嫌な顔されるのに、やすくなればもっと乗りづらい』
『タクシーの数は変わらないのにこれをやればますます都心で捕まりにくくなりそう』
『乗れる人は乗る。
乗れない人は他の手段で、よかったんじゃないの?』
『なにより運転手がかわいそうでしょこれ』
などタクシー運転手の目線から同情する声ともともと長距離移動していた人から反対の声が相次いでいました。
ただマクロ視点での数字を見ると、売上は右肩上がりとなっており、カーシェアリングと呼ばれる相乗りや個人所有車の共用などが進む業界では明るいニュースとも言えます。
料金改正から1年、緩やかにフィットして来たものの、オリンピックを見据えた業界の動き、そしてその先に展望に注目が集まります。
●文/パピマミ編集部